雨キャンプだって楽しめちゃう?!子連れキャンプの雨対策と正しい撤収判断
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アウトドアといえば突き抜けるような青空を想像しがちですが、屋外での活動なので天候は運任せ。必ず晴れるとは限りません。もしキャンプ中に雨が降ってしまったらどうしたらいいの?雨キャンプ楽しみ方はあるの?夏のキャンプを計画中のあなた、一度家族で話し合ってみませんか?
この記事の目次
自分たちの状態を正しく判断
一概にこれくらいの雨量の時は続けても良いです、と言えないのが子連れキャンプの難しい所。なぜなら子どもの年齢、人数、大人の数、そして子どもの性格がそれぞれだからです。ですので、その時は親の勘が物を言います。例えば気管支の弱い子に多いのですが、雨が降り始めると急に具合が悪くなるなどの体調不良が見られる場合は、素早く撤収し、環境を整えてあげることが大事です。その一回を重視したために今後アウトドアに嫌悪感を持ってしまったら残念ですね。
他にも雨が降ると視界が悪くなります。大人の数に対して子どもが多すぎて安全確保のために目を配っていられないと思った場合は、迷わず中止を決めましょう。何かあってからでは遅いのですから。
また、この判断を正しく下すのを子ども達に見せることも大事です。一緒に会議をし、このような理由のために中止します、もしくは今は続けますがこのような事態になった場合は中止します、という姿を見せることで、今後の子ども達の安全の基準にもなるからです。
雨の中で安全にキャンプをするために
雨キャンプでは、特にサイト選びは重要です。もし川の近くのサイトを予約していたのであれば、場所を変更する必要があります。特に山の中の場合、少量の雨でも急に増水することがあるからです。できれば少し高台の、水はけの良い場所を選びましょう。
また、雨の日のキャンプサイトは想像以上に暗くなります。一人に一つライトやサイリウムを持たせて見失わずに済むようにすると安心です。
アウトドアにおいてレインウェアの常備は必須ですが、傘も数本は用意するべきです。夜、トイレに行く時などはいちいちレインウェアを着ていられませんからね。
雨の中でも楽しくキャンプをするには
一番重視したいのはタープをきちんと張ることです。説明書に書かれている通り、ピンと張った状態を保ち、水が流れ落ちるラインを意識します。また、雨によって地盤が緩みペグが抜けてしまうこともあるので、大きめの石などで押さえるのも有効です。
他にはテントサイズとグラウンド・シートのサイズが合っていないとテント内に水が溜まってしまう可能性があります。またテントのフライ・シートが緩んだ状態で設営するとパッケージに書かれている防水機能を果たすことができません。正しく張れるように晴天時から練習しておくといいですね。
車の後方と接するようにタープを設営し、その先にテントを設営すると荷物の出し入れも容易です。撤収する時もテントの荷物を引き上げ、テントを先にたたみ、その後タープをたたむと濡れる時間が最小限で済みます。濡れたギアなどをまとめておける大きめのビニールなどがあると車や他の荷物が濡れずに済みます。
まとめ
雨が降ると同じ場所でも自然は一気に違う表情になります。今まで見たことのなかった虫が姿を現し、違う匂いが漂います。それを楽しいと思えるかどうかが重要です。それが目に入らないくらい辛いと思ってしまうのであれば、まだ自分たちには雨キャンプは早いのだといえるでしょう。ぜひいつか「やった!今日は雨キャンプだね。」と子ども達に言わせたいものですね。