子どもの成長痛対策!気になる子どもの成長痛の解説と対処法!
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我が家の長男は小学生になってから、時々足の痛みを訴えました。しかし、ずっと痛いわけでもなくひどく痛むわけでもありません。昼間は走り回っているのですから。夜になると痛がるのです。
しかも、場所は膝だったり足先だったり・・・関節部分の痛みが多いので、成長痛だと考えました。
今回は成長痛とその対処法についてお話します。
この記事の目次
成長痛って?実はよくわかっていない
成長痛は、子どもの骨の成長によって筋肉や筋が引っ張られて痛みが起こると
言われたり、成長ホルモンによるものだと言われたり、心因性のものだと言われたりして、
原因はよくわかっていません。
成長期に起こる原因不明の体の痛みを「成長痛」と呼ぶ事が多いようです。
成長痛の特徴
成長痛には次のような特徴があります。
★発熱などの症状はなく、足の痛み以外は元気である。
★痛みはさすってあげると自然に治まる。
★痛む場所が変わる
★夕方から夜に痛むことが多く、昼間は走り回ることが出来る
★不定期に痛みが持続する
★検査をしても原因がわからない
成長痛は昼間の活動からの疲労
昼間はあまり痛みを感じず、走り回っている子どもも多く見られます。
特に成長期の子どもは活発に活動するものです。
しかし、体が固い子どもの場合、その疲れから筋肉の緊張が起こり夜になると
痛みを発生する事があると言われています。
成長痛!幼少期について
医師によっては、成長痛とは身長が伸びる時期の痛みではなく、幼少期の精神の不安定さやストレスから起こると定義している場合もあります。
特に6歳以下のデリケートな子どもに見られるということです。
赤ちゃん返りの時や習い事で忙しいなど、親にかまってほしい事が主な原因と言われています。
この場合、気をつけなければならないのは、甘えからの仮病ではなく本当に子どもは痛いのです。
その事を理解した上で、子どもの訴えをよく聞き、甘えさせてあげることは大切です。
このような心因性からくる症状の成長痛は、身体の異常ではないので成長と共に消失するので心配ないでしょう。
成長痛の対処法
成長痛の場合は、動いていても問題はないので運動制限はありませんが、激しい運動は控えましょう。
痛みがある場合は休息が一番です。
子どもは大人と違って、体の順応性がまだ整っていません。
昼間の疲労が蓄積しないように気をつけましょう。
体を酷使しないようにし、十分な栄養と睡眠が大切です。
痛みのある部分をさすったり、シップをしたりして対処しましょう。
この場合、精神的な不安感やストレスも軽減されます。
子供を追い詰め、さらに痛みが増す場合があります。
運動前後に行うマッサージやストレッチも対処法として重要です。筋肉を適度に緩めることで痛みを軽減させ、疲労感を残さないようにしましょう。
成長痛の痛みが長引く場合は病院へ
子どもが足を痛がる場合、確かに成長痛であることが多いのですが、中には治療を必要とする場合もあります。
疲労骨折や骨髄炎、腫瘍などの病気が隠れていることもありますので、同じ場所を長く痛がる場合や
痛みが強くなる場合は、整形外科を受診しましょう。
まとめ
子どものどんな痛みにしても、痛みがあるということは体がなんらかの異常を起こしているというサインです。
身体的なことかもしれませんし、心の問題かもしれません。
子どもからのサインを見逃さないように気をつけましょう。痛みを我慢する必要はないのです。
少しでも心配なことがあれば、必ず医療機関を受診しましょう。
自己判断で「ただの成長痛だから我慢しなさい」ということにないようにしましょうね。