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大学の先生からのご伝授! 大学入学までに身につけるべき2つの事

教育 育児 子育て
この記事は約 5 分で読めます。

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お子さんを育てるにあたり、

皆さんは日頃、どのようなことを意識していますか?

 

幼いうちであれば

 

「自分のことは、自分でする」

「善悪の区別を身につける」

「お友達とのコミュニケーション能力」

「挨拶」

 

など、

基本的な生活習慣であったり、

社会のルールやマナーに関する事が多いかと思いますが、

子どもがある程度大きくなってくると

 

「この先、何を身につけさせれば良いのだろう?」

 

と、悩みを感じるようになる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

私も同様な悩みを抱えている親の1人なのですが、

先日、某私立大学で准教授をされている先生とお会いする機会があったため

 

「子どもが大学生になるまでに、身につけておくべきことってありますか?」

 

と、聞いてみたところ、

シンプルかつ的確な答えが返ってきました。

 

これは、子どもを持つすべての方にとって

非常に大切なことだと感じたので、ご紹介したいと思います。

 

 

この記事の目次

子どもが大学生になるまで身につけておくべき2つのこと

 

①基礎学力

 

大学生の学力低下。

これはメディアでも盛んに言われていることですが、

近年、ますます顕著になってきているそうです。

 

私がお話を伺った先生は

これまでに、偏差値の高い大学から、そうでない大学まで

ほぼ全てのレベルの大学での勤務経験があるそうなのですが、

どのレベルの大学であっても、

「高校の復習」を実施しているのが現状なようです。

 

本来、大学の講義は

高校までの知識が身についていることが前提で行われるものですが、

高校の履修内容を理解しきれないまま

大学に入学してしまっている学生が多いため

「高校の復習」をやらざるを得ない状況にあるのだそうです。

 

高校までの学習内容が理解出来ていなければ

当然ながら、大学レベルの学問は身につきません。

 

また「読解力」が身についていない学生も増えてきているようで

「テキストに書いてある内容を理解できない」

という現象も起こっている様です。

 

「大学に合格さえすればいい」

と思うのではなく、

高校卒業レベルの基礎学力が身につけることが

その後のことを考えても、非常に大切になってきます。

 

 

②論理的思考能力

 

高校までは学習指導要領に則って、授業形式で学習を進めていきますが

大学での履修内容は、特定のテーマに関してレポートを書いたり、

論文を読んだり、ゼミで発表を行ったり、卒業論文を執筆したりするなど

高校までの学習内容とはやり方が大きく異なり、

論理的思考能力が要求されます。

 

私がお話を伺った先生は、

論理的思考能力が身についていないまま大学に入学した学生が

入学後、大変な苦労をしている様子を何度も見たことがあるそうです。

 

「論理的思考能力」と言葉にすると難しく聞こえるかもしれませんが、

シンプルに言えば

筋道を立てて物事を考えていくこと

です。

 

この力を日常生活の中で身につけさせることは

お子さんにとって、大学生活のみならず、

その後の人生においても非常に大切で必要不可欠な事です。

 

お子さんの「論理的思考能力」を伸ばすために

役立ちそうなサイトをご紹介しますので、

ぜひ、参考にしてください。

 

効果的!子の論理力を育てる「5つの言葉」

「具体⇔抽象」を自在にできる子は強い

http://toyokeizai.net/articles/-/121770

 

子供の論理的思考能力を伸ばす方法は子供同士の喧嘩にあり!

喧嘩の終わらせ方は問題解決の基本

http://kosodategaido.com/archives/724

 

子どもの「思考力」を伸ばすために、親ができること ~パトリック・ハーランさん

http://www.asahi.com/and_w/information/SDI2016082657651.html

 

 

大学を選ぶ際に注意すること

今回、お話を伺った先生は

「目的意識を持たないまま、大学に入ってくる学生が非常に多い」

ということもおっしゃっていました。

 

つまり、自分のやりたいことや適性が全く見えていない状態で、

ただ単に、自分の偏差値で入ることが出来る大学に何となく入学したり、

親や高校の先生に勧められるまま、深く考えることなく大学を受験してしまった、

という学生が目立つのだそうです。

 

目的意識を持たないまま大学に入ってしまうと、

学ぶ目的や意義が見いだせず、勉強に身が入らなかったり、

せっかく入学したにも関わらず、退学してしまう学生の率も非常に高いそうです。

 

大学進学の際は、偏差値を伸ばすことや

有名大学に進学することばかりを重視するのではなく、

お子さん本人の適性や希望を大切にし

「やりたいことができる大学」を選ぶことが

何よりも大切になってくるように感じます。

 

 

おわりに

 

私が大学の先生から伺った

「子どもが大学生になるまで身につけておくべき2つのこと」について

ご紹介してきました。

 

基礎学力も、論理的思考能力も

一朝一夕では身につくものではありませんが、

毎日のお子さんとの生活の中で、

ほんのちょっと気を付けるだけで、ずいぶん違ってくるように思います。

 

お子さんが、より良い大学生活を送り、

社会人として大きく羽ばたいていくためにも、

ぜひ、この2つの事を意識してみてはいかがでしょうか。

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ライター紹介 ライター一覧

山中みさと

山中みさと

1981年生まれ、宮城県仙台市出身、千葉県在住。
2007年6月生まれの娘・2018年8月生まれの黒猫(男の子)の子育て真っ最中。
大学卒業後は出産まで図書館に司書として勤務。
結婚後は、子どもの幼稚園・小学校でPTA役員を経験。
教員免許(中高・国語)、司書資格、司書教諭資格を持つほか、
学生時代、塾講師のアルバイトの経験もあり。
趣味は、読書、アニメ。


10年近く育児をしてきた中で、
いいことだけではなく、困ってしまったこと、悩んだこと、
壁にぶつかったことなど、たくさんの経験をしてきました。

そんな私の経験を記事にし、
少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
よろしくお願いいたします。

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