アートで癒す魔法の時間が人気!17冊のおすすめ大人の塗り絵と楽しみ方まとめ
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今、女性の間で流行している「大人の塗り絵」。絵に色を重ねるという、どちらかといえば単純な作業が、なぜこれほど女性に人気なのでしょうか?ここでは塗り絵で得られる効果やおすすめの本と画材、ぬりえ美術館やコンテストの話題など、「大人の塗り絵」情報を満載でお届けします。母の日のプレゼントにもおすすめです。
この記事の目次
大人の塗り絵とは
大人の塗り絵は、癒し効果やストレス発散効果があると、大人向けとして人気になっている塗り絵です。フランス語では塗り絵を「コロリアージュ(Coloriage)」といいます。もともとコロリアージュが流行したのはフランスです。美意識の高いフランス女性が好むハイセンスな塗り絵が、日本やその他の国々にも広まったようです。
大人の塗り絵のメリット
気軽に始められる
たとえば、お子さんが小さくて自分の時間が持てないお母さんや、仕事が忙しくて趣味を持つ余裕がないという方でも、塗り絵と色鉛筆などの道具されあれば「いつでもどこでもできる」、それが大人の塗り絵です。すき間時間をうまく活用できるのは嬉しいですね。
自律神経が整えられる
ストレス社会と言われる現代は、自律神経のバランスが乱れやすい環境にあります。塗り絵をすることで交感神経と副交感神経のバランスがとれ、自立神経を整える効果があるといわれています。
癒しやストレス発散になる
塗り絵にはルールや決まり事がありません。幼い時に戻ったような気持ちで、自由な発想で塗り絵をすることで心が癒され、ストレス発散につながります。また、絵を完成させていく達成感も味わうことができます。
脳が活性化される
塗り絵をすると脳が適度に刺激され、認知症の予防や進行を抑制する効果があるといわれています。また、うつ病の予防にも効果があるそうです。
一生続けられる
登山のようなアウトドアの趣味もとても素敵だと思いますが、加えて塗り絵のようなインドアの趣味も持っていれば、仮に高齢になって活発な行動ができなくなったり、経済的な事情で趣味にたくさんお金を使うことができなくなったとしても続けることができます。大人の塗り絵は、生涯の趣味にできるのです。
ジャンル別・おすすめの塗り絵の本
童心に戻って楽しみたい!
→女の子が大好きなパン屋さん、本屋さん、お花屋さんなどが繊細に描かれている素敵な本です。
2.『四季を彩るディズニー塗り絵』
→ディズニーキャラクターがお花見をする絵など、愛らしいキャラクター達が美しい四季とともに描かれています。
3.『おとぎ話の塗り絵ブック』
→おとぎ話の名場面が描かれています。お姫様をノートに描いて遊んでいた子ども時代を思い出して没頭してしまいそうですね。
緻密で美しい絵をとことん楽しみたい!
1.『奇跡の鳥の旅塗り絵ブック』
→絵の中にある奇跡の鳥の羽を探しながら塗り絵を楽しむ、遊び心ある塗り絵。ページ数もたっぷりあって、じっくり取り組めます。
→「徹子の部屋」の世界を大人の塗り絵で表現した本。表紙の女性の絵はおそらく徹子さんだと思いますが、あまりのかわいらしさに書店で思わず手が伸びました。「徹子の部屋」ならシニア世代の女性にも好まれそうですね。
→塗り絵ブームのきっかけになったといわれているのがこの本です。書店でも必ずといっていいほど見かけました。
装飾文様を楽しみたい!
1.『インド文様とペイズリーの塗り絵』
→風景や花とはまた違った味わいがあり素敵です。細やかな絵で塗りがいがありそうです。
2.『デコラ DECORATIVE PATTERNS 世界装飾文様ぬりえブック』
→こちらは世界の装飾文様を楽しめる本です。
和のデザインを楽しみたい!
1.『ぬって飾れる 京きものぬり絵本』
→着物柄の塗り絵という斬新な本。塗ってからプレゼントしても、そのまま本をプレゼントしても喜ばれそうですね。解説文は全て英文も併記し、インバウンドにも対応しています。
→「子どもの頃千代紙が好きだった」という女性も多いのでは?江戸千代紙模様の塗り絵の本です。
実用的に楽しみたい!
→お洒落なポストカードが24枚。実用的な上にコンパクト。同じシリーズで大型本もあります。
2.『大人の塗り絵[ポストカードブック]ぬりえカード8枚セット日本の小さな散歩 壱番 』
→シンプルだけど美しい、大切な人へ送りたくなるはがきです。
子どもと一緒に楽しみたい!
1.『FUN! FUN! NuRIE (ファン!ファン!ヌーリエ)~みんなで楽しむ大きなぬり絵の本 』
→118.9×84.1cm(A0サイズ)の超大判の紙に細密なイラストが描かれた「NuRIE(ヌーリエ)」という塗り絵シリーズがあり、とても気になっているのですが、この本には72.8×51.5cm(B2サイズ)の「お試し版NuRIE」付録がついています。
→今の子供たちにも人気のスターウォーズ。私の子どもも大好きなので喜びそうです。
名画を塗り絵で楽しみたい!
1.『MUCHA COLORING BOOK アルフォンス・ミュシャのぬりえ』
→特に女性に人気のミュシャの絵が塗り絵に。私も美術館でミュシャ展を見て以来ファンなので、塗り絵もぜひやってみたいところです。
2.『ウィリアム・モリスのぬり絵』
→ウィリアム・モリスの人気が高い作品を集めた本。美しい表紙が目を引きます。
3.『大人の塗り絵 ルノワール編』
→現在、京都市美術館では「光紡ぐ肌のルノワール展」が開催されています。(6月5日まで。)名画鑑賞後の塗り絵というのも、上質な時間の過ごし方ですね。
(京都市美術館ホームページ→http://www2.city.kyoto.lg.jp/bunshi/kmma/)
おすすめの画材
塗り絵は普通の色鉛筆やクレヨンだけでなく、多様な画材を使って塗ることができます。その中から特におすすめのものを2点ご紹介します。いずれも、色鉛筆よりも筆圧をかけずに塗ることができて人気です。このような使いやすい画材も、塗り絵ブームを後押ししているようです。
関連記事:
「大人の塗り絵コンテスト」とは
河出書房新社では「大人の塗り絵コンテスト」が開催されています。今年で何と10回目だそうです。本格的に塗り絵を楽しみたい方には良さそうですね。詳しくは河出書房新社ホームページ(http://www.kawade.co.jp/np/index.html)をご覧下さい。大人の塗り絵教室の情報も掲載されています。
「ぬりえ美術館」とは
東京都荒川区に、日本で唯一の「ぬりえ美術館」があります。毎月1回、講師を呼んで開催される「大人のぬりえサロン」もあり人気を集めています。詳しくはぬりえ美術館ホームページ(http://www.nurie.jp/)をご覧下さい。
私なりの塗り絵の楽しみ方
私が大人の塗り絵に興味を持ったのは、「母にプレゼントしたら喜びそう」と思ったのがきっかけです。でも種類が多くて選ぶのに迷ったのと、「途中で飽きるかも・・・」「本当に癒されるの?」という気持ちもあり、まずは自分好みの絵を自分で塗ってみることにしました。塗り始めると、絵が好きな色で埋まっていくのが楽しく、完成した時には確かな達成感と充実感を味わうことができました。今では趣味のひとつになっています。
そんな私を見て、大人の塗り絵に興味を持ったのが私の子どもです。小学3年生になり、塗り絵遊びから離れて久しいわが子ですが、一緒に大人の塗り絵を始めるとすっかり夢中に。大人の塗り絵は、大人が楽しむだけのものではないと知りました。
まとめ
私が今回、大人の塗り絵について調べたり、実際に体験していくうちに感じたことは「大人の塗り絵は人生を豊かにしてくれる」ということです。興味をお持ちの方はぜひ、ご自分が心から好きな絵を見つけて塗り絵を楽しんでくださいね。