子どもの喧嘩がママ友トラブルに発展することを防ぐ4つの心がけ
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子どもの友達づきあいには、喧嘩はつきものです。
年齢が上がっていくと、
多少の喧嘩が起こっても、子ども同士で解決できるようになってきますが、
幼い時期は、親の介入が必要なケースも多いもの。
小さい子どもの喧嘩に親が介入する場合
お互いに冷静に対処できるのが一番好ましいのですが、
時に、親同士がヒートアップしてしまって
最初は「喧嘩の仲裁」だったはずが、
「ママ友同士のいざこざ」に発展してしまうケースも見られます。
ここでは、子どもの喧嘩が
ママ友トラブルに発展しないために気を付けたい
4つの心がけをご紹介したいと思います。
この記事の目次
子どもの喧嘩がママ友トラブルに発展することを防ぐ心がけ
相手の言い分をしっかりと聞く
相手が感情的になってしまっている場合
つい、こちらも言い返したくなってしまうと思いますが、
そこはグッと我慢をして、まずは先方の言い分を聞きましょう。
双方が言いたいことをぶつけ合う形になってしまうと
そこには「対立の構図」が生まれてしまい、
ママ友トラブルの原因になってしまいます。
ここで行わなければならないのは、
お互いの非を責め立てあうことではなく
「話し合い」「対話」です。
相手が感情的になっている陰には
・謝罪してほしい
・子どもをしっかり叱ってほしい
・自分の気持ちを理解してほしい
というような、
こちらに伝えたいメッセージが必ず隠されています。
まずは相手の話に耳を傾け、
何を求めているのか、何を伝えたいのかを分析した上で、
こちらの言葉を「冷静に」発し、対応するようにしましょう
「不快な思いをさせたこと」について謝罪する
子どもの喧嘩でよくあるのが
一方が悪気なくやってしまった行動、発してしまった言葉で
相手が傷ついてしまう、というもの。
このような場合
「うちの子に悪気はなかった」
と、真っ先に伝えたくなってしまいがちですが、
これは、逆効果です。
悪気がなかったとはいえ、
結果的に相手を傷つけてしまったことは紛れもない事実。
まずは、その点について謝罪をした上で
「悪気があってやったことではない」と伝えるようにしましょう。
我が子の言い分だけを鵜呑みにしない
我が子の言葉は100%信じてあげたい
これは、子どもを持つ親なら
皆、そう思うことでしょう。
だけど、喧嘩やトラブルが起こっている場合
我が子の言葉だけを判断材料にするのはトラブルの元です。
仮に、子どもが
「〇〇ちゃんに叩かれた!」
と、訴えてきた場合を例にして考えてみましょう。
子どもがお友達に叩かれた。
これは親として、決して喜ばしい状況とは言えません。
怒りを感じてしまう場合もあるでしょう。
でも、ここで感情に任せて
「うちの子に何するの!」
と、乗り込んでしまうのは絶対に避けたいものです。
我が子が「叩かれた」と訴えていても、
それが必ずしも真実とは限りません。
「叩かれた」と思っていたけれど、
その場に居合わせた人に確認をしてみたら・・・
相手が動かしていた手にぶつかっただけだった
というのは、よくある話。
実際に相手の子が本当に叩いていたとしても・・・
叩かれる前に、こちらが相手の子を酷く侮辱していた
相手の子も叩いていたけれど、先に手を出したのは我が子だった
と、必ずしも相手ばかりに非があるとは限りません。
パパやママが、その場の状況を見ていなかったのなら
我が子の言葉だけを鵜呑みにするのは危険です。
一旦、冷静になり、
事実関係をきちんと確認するようにしましょう。
園や学校で起こったトラブルは、先生に間に入ってもらうのも手
園や学校で、お友達と喧嘩になってしまった場合は、
先生に間に入ってもらうことをおすすめします。
先生は、トラブルを目撃している可能性も高いし、
周囲の子ども達から話を聞くことで、
喧嘩が起こった状況等も把握しているケースも多いです。
実際、娘が通っている小学校の先生は
「喧嘩が長引いてしまっている時は、早めに相談をしてください」
と、おっしゃっていました。
当事者同士だとこじれてしまいがちなことでも、
第三者である先生が間に入ることで、スムーズに解決ができる場合もあります。
園や学校でのトラブルについて
親同士での解決が難しいと感じたら、先生に相談するのも1つの手です。
軽々しく他のママに相談するのはNG!
子どもの喧嘩で悩んだ時、
つい、仲の良いママ友に相談したくなってしまいますが、
これは、気を付けたほうが良い行動です。
相談した相手が、秘密を守ってくれるのなら良いですが
中には、相談した内容を他の人にペラペラと喋ってしまうような人もいます。
こうなると、あっという間に噂が広まってしまいます。
事実だけが広まるのならまだしも、
噂というものは怖いもので、
事実がねじ曲がって伝わってしまうことも起こり得ます。
本当は、純粋に悩みを相談していただけなのに
いつの間にやら
「悪口を言っていた」
という話になっていることも・・・。
こうなると事態はややこしくなってしまい、
ますます相手との関係はこじれてしまいます。
よほど信用できる人でない限り、
軽々しく、他のママに相談することは避けたほうが賢明です。
おわりに
子どもの喧嘩がママ友トラブルに発展することを防ぐ4つの心がけについて
ご紹介してきました。
この4つ、全てに共通するのは
「冷静に対処する」ということです。
子どもの喧嘩で、親がするべきことは
あくまで「仲裁」であって、お互いの非を言い立て合うことではありません。
感情的にならず、冷静に対処することで
子どもの喧嘩がママ友トラブルに発展するのを防げるのではないかと思います。