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子どものテストが悪かったとき親としての対応は?叱りすぎないのが大事

 2019/09/06 教育
この記事は約 9 分で読めます。

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子どもが学校から持ち帰ってきたテスト。

その点数が

 

想像をはるかに超えて低い

平均点以下

 

という時、

つい、

 

「どうしてこんな点を取ってきたの!!!」

「普段きちんと勉強していないからだよ!!!」

 

というように、

叱りすぎてしまってはいませんか?

 

私にも小6の娘がいるため、

子どもがテストで低い点を取ってきてしまった時、

つい厳しい言葉を口にしそうになる気持ちはよく分かります。

 

ですが!!!

 

子どもの成績をアップさせたいのであれば必要以上に叱りすぎてしまうのはNG!

大切なのは「悪い点」を叱る事より、その後の対応なのです!

 

今回は

 

悪い点を見て「イラッ」としてしまう3つの理由

「叱りすぎ」が続いた場合の2つの弊害

子どもの点が悪い時に親が取るべき2つの対応

 

についてご紹介していきたいと思いますので、

ぜひ最後までお付き合いくださいね♪

 

 

この記事の目次

悪い点を見て「イラッ」としてしまう3つの理由

 

①子どもの成績に過度に期待してしまう

 

入学前から塾に通わせていた

これまではずっと良い点ばかり取っていた

 

なども理由から

 

「うちの子は勉強ができるはず!」

 

と思い込み、

子どもの成績に過度に期待を寄せてしまう・・・。

心のどこかにそんな気持ちはありませんか?

 

確かに、お子さんの能力を信じるのは大切な事。

 

ですが!!!

 

どんなに優秀なお子さんであっても

苦手な単元はあると思いますし

テスト当日のコンディションによっては

本来の力が発揮できなかった・・・という可能性も否めません。

 

お子さんの話も聞かず

点数だけを見て叱ってしまうのは

 

「常に良い成績をとらなければならない」

「完璧でないと許されない」

 

という大きなプレッシャーを与えてしまいかねません。

 

「点数」だけではなくその裏側にある

 

理由

原因

 

にも目を向けるのが大切なのではないでしょうか。

 

 

②自分が子どもの時と比べてしまう

 

これは、

 

ママやパパが子どもの頃、成績優秀だった

 

という場合によく見られるケース。

 

ママやパパは子どもの頃、

すんなりと理解できた単元なのに。

我が子の成績が振るわないのを目の当たりにして

 

「何で、こんな簡単な事が分からないのだろう」

「ちょっと勉強すればわかる問題なのに」

 

と、歯がゆく感じ、

つい

 

「こんな簡単な問題、どうしてできないの!」

 

と、言いたくなってしまうのかもしれませんが・・・・

ここで忘れてはいけないのが

 

子どもと親は全く別の人間である

 

という事実。

 

得意な事、不得意な事は人それぞれ。

親のあなたが苦労なくできていたとしても

それが子どもに当てはまるとは限らないのです!!!

 

あなたはあなた、子どもは子ども。

決して自分と同一視せず、

我が子の「ありのまま」を受け止めましょう。

 

 

③「悪い点=恥ずかしい」と親が思い込んでいる

 

 

親自身が

 

悪い点=恥ずかしい、みっともない

 

と思いこんでいると、

実際に、子どもが良くない点を取ってきてしまった時

感情的になってしまう一因に。

 

確かに、良い点を取るに越したことはありませんが、

本来、テストというものは

 

その単元の定着率・理解度を確認するためのもの

 

であり、

間違えた箇所、解けなかった問題は

 

「要復習」な部分を示してくれている

 

のです。

 

まずは「悪い点=恥ずかしい」という思い込みを捨て

 

テストの結果は成績アップのヒントを教えてくれている

 

というように

解釈を変えていくのが大切になってきます。

 

 

「叱りすぎ」が続いた場合の2つの弊害

 

①子どもの自尊心を傷つける

 

悪い点を取ってしまった時、

一番ショックを受けているのは本人。

 

特に気にしていない様子に見えても

 

「こんなに悪い点を取ってしまってどうしよう・・・」

「他の友達はもっと良い点を取れているのに・・・」

 

と、心の中では落ち込んでいるはず。

 

ただでさえ悲しい気持ちになっているのに、

さらに追い打ちをかけるように、親から

 

「何でこんな点を取ってきたの!!!」

 

と、強く叱られてしまっては

本人のプライドが必要以上に傷ついてしまう恐れが。

 

「テストの点が悪い」という事実を

誰よりも分かっているのは子ども本人。

 

叱るのはほどほどにし

 

「これから先どうするか」

 

についてしっかり考えていくのが大切です。

 

 

②悪い結果のテストを隠したり嘘をつくようになる

 

「悪い点を取ると叱られる」

 

そう頭に刷り込まれてしまったら

 

悪い結果のテストを親に見せなくなる

「テストはなかった」と嘘をつくようになる

 

という事態を招きかねません。

 

隠し事や嘘を肯定するつもりはありませんが、

隠さずにテストを見せても、

嘘をつかずに正直に話をしても

 

テストの点が悪ければ問答無用で叱られる

 

のであれば、

隠したり、嘘をつきたくなるのも

何だか理解できるような気もします。

 

ただでさえ子ども自身がショックを受けている悪い点。

それを正直に親に見せるのには

 

大変な勇気

 

を、出しているはず。

 

その気持ちをしっかり理解し、

「正直さ」「勇気」をきちんと褒めてあげる事から始めてみませんか?

 

 

子どもの点が悪い時に親が取るべき2つの対応

 

ここまで

 

悪い点を見て「イラッ」としてしまう3つの理由

「叱りすぎ」が続いた場合の2つの弊害

 

についご説明してしてきましたが、

それでは「子どもの点が悪かった」時、

一体、どんな対応を取れば良いのでしょうか?

 

ここからは

 

子どもの点が悪い時に親が取るべき2つの対応

 

について、お話ししていきます。

 

 

①何につまづいているのかチェック

 

点数が低い=その単元の習熟度・理解度が足りていない

 

という事。

 

そのため、

 

子どもがどのポイントでつまづいているのかをチェックする事

 

が、大切になってきます。

 

例えば、

算数の文章問題が解けていなかったとします。

 

この場合の原因は

 

・解き方そのものが理解できていない

・解き方は理解できているが計算ミスを連発してる

 

という2つのパターンが考えられ、

それぞれにおいて対処法が違ってきます。

 

返却されたテストを確認して

 

お子さんがどこでつまづいているのか

 

を把握し、

それを克服していけるように家庭学習を工夫していく事が

最優先ですべきことなのではないでしょうか。

 

 

②できている部分についてはしっかり褒める!

 

テストを親に見せた際、

マイナスな部分だけを指摘されてしまうのは

お子さんにとって気分が良くないもの。

 

ですが!

テストの中には解けなかった問題がある反面

きちんと解けている問題もあるはず。

 

そこにもきちんと目を向け

 

「漢字の読みはよくできているね」

「計算問題、よくがんばったね」

 

というように、

しっかり褒めてあげましょう。

これが子どもの「モチベーション」にもつながるはずですよ。

 

 

限りなく「0点」に近い場合は?

 

中には

 

「0点に近いテストは褒めようがない」

「あまりに低い点の時はどう褒めればいいの?」

 

と、感じてしまう方もいらっしゃるかも知れませんね。

 

そのような場合ほど

 

正直にテストを見せてくれたこと

 

を、褒めてあげましょう!!

 

先のお話とも重なりますが、

子どもは

 

「叱られるのではないか」

「どんな反応をされるのだろう・・・」

 

という不安を抱きながらも

勇気を振り絞ってテストを見せてくれているはず。

その「正直さ」「勇気」は称賛に値します!

 

まずは

 

「隠さずに見せてくれてありがとう!」

「正直に見せてくれて嬉しいよ」

 

という気持ちを伝えた上で、

この先、どうやって苦手を克服していくか

お子さんと一緒に考えていきましょう。

 

 

苦手克服におすすめの教材

 

お子さんの「苦手」を克服する際、

親が直接教えてあげるのがベストかも知れませんが

忙しかったり、上手に教えられなかったりと、

それもなかなか難しいのが現実・・・。

 

そのような方におすすめしたいのが、

以前、イクジラでも紹介された

 

タブレット教材「RISU」

 

です。

 

「RISU」は、開始時に実力テストが行われるため

 

お子さんの実力にピッタリの問題が出題される

 

というメリットがある上に、

 

タブレットを使っての学習なので楽しく取り組め

勉強に対するモチベーションを維持しやすい

 

という「継続のしやすさ」もポイント。

 

興味を持ってくださった方は

 

【限定クーポン有】risu算数タブレット本音の口コミ!小4の娘への効果&体験談

 

の記事に詳細が掲載されているので、

ぜひご覧くださいね♪

 

 

おわりに

 

テストで大切なのは

 

苦手な部分を見つけてそれを克服していく事

 

だと思います。

 

点数ばかりに目を向けず「中身」をしっかり確認し

それを今後の家庭学習の手がかりとして、

「成績アップ」を目指していきましょう♪

 

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ライター紹介 ライター一覧

山中みさと

山中みさと

1981年生まれ、宮城県仙台市出身、千葉県在住。
2007年6月生まれの娘・2018年8月生まれの黒猫(男の子)の子育て真っ最中。
大学卒業後は出産まで図書館に司書として勤務。
結婚後は、子どもの幼稚園・小学校でPTA役員を経験。
教員免許(中高・国語)、司書資格、司書教諭資格を持つほか、
学生時代、塾講師のアルバイトの経験もあり。
趣味は、読書、アニメ。


10年近く育児をしてきた中で、
いいことだけではなく、困ってしまったこと、悩んだこと、
壁にぶつかったことなど、たくさんの経験をしてきました。

そんな私の経験を記事にし、
少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
よろしくお願いいたします。

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