子供に教えたい!竹おもちゃを手作り@竹とんぼ、竹の弓矢の作り方
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今年の夏、子どもたちと流しそうめんをやろうと竹を入手しました。
しかし、半分に割りましたがところどころに先客が、、、
さすがに虫の住処での流しそうめんという勇気はありません。
しかし、ただ捨てるのもなんだか勿体ないのでせっかくなので竹で遊び道具を作りました。
私が子供のころに祖父から教えてもらった「竹とんぼ」と「竹の弓」を子供に伝承です。
刃物を扱うため、怪我に気をつけ是非やってみてください。
この記事の目次
竹おもちゃ作りの道具と材料
道具
切り出しナイフ
鉈(なくても大丈夫)
キリ(なくても大丈夫)
手袋
材料
竹、紐
竹とんぼの作り方
材料の切り出し
まず羽の部分に使用する竹を切り出します。幅2.5センチ、長さ14センチにノコギリ、鉈を使ってカットしていきます。
竹は、縦に割るのは簡単です。勢いよくやると、鉈の刃が地面にあたり刃こぼれするので注意してください。
写真の下段ある竹は、手にもつ部分の竹です。羽の作成で余った竹を使用します。
幅は、最後に丸く削っていくので適当で大丈夫です。
ただ、細いほうが後々、楽ができます。
ノコギリは「ポケットボーイ」というのを使うと子供でも扱えるのでオススメです。
竹のカットは、子供に頑張ってもらいましょう。
羽を作ろう
竹とんぼは、「とんぼ」と名のつくように羽が大切な部分です。ここを失敗すると、飛びません。
羽は、左右非対称になるように削ってください。もちろん裏表です。
子供には切り出しナイフは危ないのでここは、大人がひたすら頑張りましょう。
父親の器用さを示すチャンスです。
厚さ1ミリくらいまで削れたら羽の真ん中に棒を入れる穴をあけます。
穴開け作業は、5歳になる息子が頑張ってキリで穴を開けてくれました。
キリがない場合は、切り出しナイフの先を穴を開けたい箇所に当て回転させれば、穴が開きます。
ナイフでの穴開け作業は、大人がやるようにしてください。
これで羽は完成です。
手に持つ棒を作ろう
穴に合うように削っていきます。
全体的に細くしていく必要がありますが、先に行くほど細くなるように調整しましょう。
あまり、細くしすぎてしまうと竹とんぼを飛ばす際に抜けてしまいます。
不意に羽だけ飛ぶと、目に当たったりして危険なので必ず穴の大きさを確認しながら削ってください。
削り終わったら羽にしっかりはめこみ完成です。
子供達は、「竹コプター」が作れたと嬉しそうにしていました。
竹弓をつくろう
幅2.5センチ~5センチ、長さ1メートルに竹をカットします。
この際、ささくれている部分がある場合は、怪我につながるので削っておきましょう。
後は、竹を曲げて紐をひっかけるだけです。
コツとして紐をひっかける部分に写真のようなVノッチを入れておくと遊んでる最中の紐ずれ防止になります。
これで弓の方は完成です。
作りが簡単な弓ですが、実際に矢を飛ばすことができます。
遊ぶ際は、周囲に人がいないか確認してからにしましょう。
矢の先には、スポンジの上からガムテープを巻くなど安全に配慮してください。
子供が遊びに夢中になると周囲がまだ見えなくなるので、我が家では矢は作成しておりません。
それでもハンターごっこ、忍者ごっこなどして子供達は盛り上がって遊んでました。
注意点
刃物を扱うため、周囲には注意してください。作業する時は、必ず手袋の着用をお願いします。
刃物の保管は、子供の手が届かないところにしましょう。
竹の入手ですが、管理地の場合があるので勝手にとっていくのはやめましょう。里山には、必ず持ち主がいます。持ち主に許可を得てから貰いましょう。
まとめ
竹とんぼは、慣れていないとかなり時間がかかると思います。しかし早く作る必要はありません。そして失敗してもいいのです。
最初からうまくできる人は、いません。失敗から学ぶことができる工作です。
竹は、熱を加えると曲がりやすくなり、水分が抜けてかるくなります。竹とんぼの羽の角度を調整するともっと飛ぶようになります。
また、今回作った「竹とんぼ」、「弓」は刃物の扱い方、紐の結び方、忍耐を覚える事ができるのでアウトドアの下地ができます。
是非、親子で楽しんでやってみてください。