意外と簡単!?スタッドレスタイヤ交換は自分でやれば工賃無料!必要な工具や時間は?子供と一緒にやってみた!
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まずはじめに車のタイヤ交換は、危険が伴います。必ず安全に作業できるスペース、周囲に気をつけて行ってください。
さて、車のタイヤ交換なんて教習所卒業以来やってない!!なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。
覚えておいて損はないですよ。出先でパンクした、JAFもなかなかきてくれない。車に乗ってればいつかは経験する時が来るかもしれません。
我が家はディズニーランドへ遊びにいった時にパンクを経験しました。
その時、パパッと自分でスペアタイヤに交換できたので時間を無駄にすることもなく無事家族で楽しむことができました。
子供達からは賞賛の嵐だったのを覚えています。
また、私も子供の頃のタイヤ交換の手伝い経験をきっかけに車が好きになり、ガソリンスタンドで働いていました。
私同様、子供の将来に何かの可能性を与えられたらと思い、今回一緒にタイヤ交換をやってみました。
この記事の目次
タイヤ交換自分でする時に用意する必要な工具
車のタイヤ交換を自分でやる時に必要な工具は、ジャッキ、トルクレンチ、軍手です。
ジャッキ
ジャッキとは、車体を持ち上げる為に使う工具です。
あなたの車にも標準装備されていると思います。
レンチ
レンチは車に標準装備されているものでも出来ますが、できればトルクレンチをおすすめします。
タイヤのナットを締めつける力は弱すぎても強すぎてもいけません。指定の力(トルク)で締め付ける必要があります。
この指定の力でナットを締めることができるのがトルクレンチです。
私はエマーソンとういうメーカーのレンチを使用しています。安くて使いやすいのでお勧めです。
軍手
軍手は、手がかなり汚れるのであった方がいいです。あぶら汚れは落ちにくい上、手荒れに繋がります。
タイヤ交換の作業手順
車体の状態、交換するタイヤの向きを確認
作業前に車のギアがパーキングに入っているか、サイドブレーキは引いてあるかチェックしてください。
上記の2点が出来ていないとジャッキアップ時、タイヤ交換時に車体が動く場合があり、非常に危険です。作業に入る前に必ず確認してください。
次に付け替えるタイヤには、前輪後輪右左と向きがあるのでちゃんと確認しましょう。
タイヤの確認作業は子供と一緒にできるのでやってみましょう。タイヤの側面には走る向きの他、製造年月日、インチ数、スリップサインなどの様々な情報が書かれています。
これらの見方を知っていると便利なのでこの機会に子供と一緒に学んでいきましょう。
ジャッキをセットする位置を確認
タイヤ交換する際、車体を持ち上げないとタイヤを外せません。
そのためにジャッキを使って車体を持ち上げる必要があります。ジャッキをセットする位置は決まっています。
車体の下に写真のような窪みがあるのでそこ合うようセットします。
この時点では、ジャッキアップはまだしてはいけません。
タイヤのナットを緩める
次にタイヤのナットを少しだけ緩めます。
子供に手伝ってもらう部分は、この作業がおすすめです。もちろん大人が手を添えましょう。
注意点ですが、ナットの少し緩める作業はジャッキアップ前にやりましょう。非常にかたく締まっている場合があり、かなり力が必要なことがあります。ジャッキアップ後に緩めようとすると車体のバランスが崩れて非常に危険です。
ジャッキアップ
いよいよジャッキアップです。上記にも書いたように指定の位置にジャッキをセットし、ゆっくり車体を持ち上げていきましょう。
持ち上げ始めは子供にやってもらっても大丈夫です。多分重くて持ち上がらないと思いますが・・・・
息子は「車ってすごい重いんだね」と感心してました。
ジャッキアップした車体の下には絶対に入らないようにしてください。写真でもわかるように整備工場にあるようなしっかりした工具ではないので万が一があります。車の重さ知った息子は、絶対潰れると実感したようで真剣に作業していました。
子供は普段見る事がない車体の下が見れるのでのでテンションが上がってしまい、危険な行動する可能性があります。
ジャッキアップ後は絶対目を離さないようにしましょう。
子供の頃の私もなぜか車の下にもぐっての作業に憧れていましたね。実際はしっかりした工具あればの話なんですがね。
私は、万が一に備えて、ジャッキアップした車体の下にタイヤを入れるようにしています。
タイヤの脱着
ナットを全て外したらタイヤが外れます。
タイヤの向きを確認し、スタッドレスタイヤを装着します。ボルトの部分が錆びている場合があるので潤滑を少し塗布すると良いです。
タイヤを装着したらナットを締めます。この際の注意点ですが、ホイルとナットの座りがずれてしまう可能性があるので対角線上に締めていきましょう。
ある程度回らないところまで締め終わったら本締めは車体を降ろしてから行います。先に書いたようにしっかり締めるには力がいります。ジャッキアップのままではとても危険です。
あれ、ナットを緩める際はどうなの??と思った方、素晴らしいです。
緩める際も対角線上の方が圧力が均等に抜けていくので、緩めやすいかと思いますが私は、緩める場合はあまり気にしてないです。
車体をある程度まで下げたら残りの数センチは、子供にやってもらいましょう。
タイヤが完全に地面についたのを確認した後に本締めも子供と一緒にやってみましょう。
あくまで感覚になってしまいますが、本締めは半回転もいかないくらいで回らなくなると思います。
強く締め付けすぎるとボルトがねじ切れてしまうので注意してください。
タイヤを一本交換することができれば、あとは同じ作業を繰り返すだけです。
タイヤ交換が終了したら忘れずにやる事
ガソリンスタンドなどで必ずタイヤの空気圧を調整してください。タイヤの空気は自然に抜けていってしまいます。また交換するタイヤの空気があまりにも抜けている場合は、交換前に規定値まで空気を入れておきましょう。
そして交換し終わったらあらためて空気圧の調整をしてください。あまり距離を走らずタイヤが冷えている状態での調整の方が正しく調整できると思います。
ガソリンスタンドの場合、子供と一緒にというのは、危険なのでやめておきましょう。
またトルクレンチでナットを締めていない場合は、少し走ったらナットの締め具合を確認しましょう。
まとめ
今回のタイヤ交換の作業手順は、教習所およびガソリンスタンドでやっていた手順になります。
手順をしっかり確認した上でくれぐれも無理のないようにしましょう。
子供と一緒にやる場合はしっかり安全を確保し、目を離さないようにしてください。
うちの息子は、この経験を通じてさっそく、おもちゃの車で整備士ごっこをして遊んでいました。
親は車のスペアタイヤや工具が車体のどこに積んであるのか確認する良い機会になると思います。