どうする?子供への「サンタクロース」の伝え方まとめ
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今年ももうすぐクリスマスですね!
筆者は大人になっても、この季節の雑貨屋さんや町のクリスマスイルミネーションを見るとワクワクしちゃいます。
ですが、昨年に娘を出産してからはワクワクばかりもしていられず、他人事ではなくなってしまった、クリスマスにまつわるとある葛藤がプラスに。
それはずばり、『サンタクロース問題』です。
サンタさんについて、我が子にどう伝えるのがいいのか…。また、お友達との認識のちがいで、さみしい思いをさせたり、お友達の夢を壊してしまったりしたらどうしようと想像すると、悩みは深まる一方ですよね。
今回は、各家庭によって価値観がまちまちの『サンタクロース問題』を乗り切るための、いろいろなアイディアを集めてまとめてみました。参考になるものがあれば幸いです。
この記事の目次
当然ながらパパとママにも違いがある
我が家の場合、クリスマスに対する夫婦の温度差がかなりあります(笑)
夫が育った家庭では、夫いわくクリスマスというと『ケーキを食べられる日』くらいの認識です。夫が通っていた幼稚園が仏教系だったこともあり、歌う機会もなく最近まで子供向けのクリスマスソングをあまり知らなかったそうです。なので、夫にとってクリスマスはなんでもない普通の日なのです。
一方、筆者が育った家庭では、クリスマスイブには家族でパーティーらしきことをして、クリスマスの朝には枕元にプレゼントという、クリスマスを年に一度のイベントとしてひと通り楽しむかんじでした。
夫婦だけの時は、仕事の都合で一緒に食事もできない年もありましたし、あまり気にならなかったのですが、昨年娘が生まれて初めてのクリスマスに『え?なんかやるの?』『え??やろうよ~!』みたいな会話になり、育った環境が違うのだから当たり前だよねと遅ればせながら思い当たったわけです。
まずはパパママの温度差を認識して、どのくらいに歩み寄るかというところから、『我が家のスタイル』ができていくんですね。
サンタクロース問題ケース①【筆者の実家】
筆者は3人姉妹の長女で、末の妹とは5歳離れています。何歳の頃かは忘れてしまいましたが、何かの拍子に隠してあったプレゼントを見つけてしまい、プレゼントが親からであることを悟ってしまいます。ですが、そのことを両親にも妹たちにも言えずに何年か過ぎてしまい、ひとりで抱えておくのが辛くなって、末の妹が小学生になったタイミングで妹たちにある提案をしました。
『お父さんとお母さんにサンタさんが来ないのはかわいそうだから、私たちがサンタさんになろうよ!』
お小遣いを合わせてプレゼントを買い、イブの夜、両親が寝静まるのを子供部屋から聞き耳を立てて待つ…。ですが、寝静まるのを待っているのは両親も同じで、攻防戦のスタートです。結果、寝ているふりをしている3姉妹の枕元にプレゼントを置く現場を3人で薄目を開けて目撃することとなり、サンタクロース問題の終結となりました。(もちろん、そのあと両親の枕元に無事にプレゼントを置いてきました!)
両親へのプレゼントというドキドキする楽しい思い出をプラスしたことで、妹たちがショックで泣いたりすることもなく、比較的スムーズに事実を知ることができた気がします。
大きなお兄ちゃんお姉ちゃんがいる家庭なら、協力を仰ぐのも良いかもしれませんね。
サンタクロース問題ケース②【筆者の妹の家】
筆者姉妹のそんな子供時代もあり、サンタクロースを務める親の大変さをよくわかっている妹は、彼女の娘たちに『サンタクロースは10歳を過ぎたら来なくなるんだよ』と告げていたそうです。それ以降は堂々と『親から』のプレゼントにできるし、下に小さなきょうだいがいたとしてもサンタさんの夢を早くに壊さずに済みますね!
ですが、『10歳まで』はかなり困難を極めたらしいです。『自転車』のリクエストの年は隠す場所がなくて事前にお店から受けとれず、イブの夕食の準備中に『あ!○○がない!ちょっと買ってくる!』と芝居を打って家から脱出して受け取りに行ったそうで(笑)
何歳までにするかは要検討かもしれません。
サンタクロース問題ケース③【筆者の友人Aの家】
保育園や幼稚園、小学校に通うようになると、お友達からの情報がたくさん入ってくるので、その経路で『サンタさんは本当はパパなの…?』ということになったりしますよね。
友人Aは『サンタさんは信じてくれる子のところだけに来てくれるみたいだよー。だから来なかった子もいるかもね!』で、小学校低学年くらいまではなんとかなったとか。
確かに、『みんなのところに来るわけではない』設定にすれば、家庭ごとの差があっても納得しやすい気がします。
サンタクロース問題ケース④【筆者の友人Bの家】
友人Bはまさかの『うちにはサンタさんは来ない』と最初から言ってしまうパターンです。ですが、サンタクロースの存在を否定するのではなく、『サンタさんは世界中のおうちに行くのは大変だから、パパやママがいない子やクリスマスを家族と過ごせない病院にいるの子のところに行ってあげてってパパとママがお願いしたんだ~。だから○○ちゃんへのプレゼントはパパとママがあげるね!』という説明付きです。
実は『サンタクロース協会』というものが実在していて、試験をパスした公認サンタクロースが世界に何人もいるのだそうです。オフィスに行けば1年中サンタさんに会えるのだとか。なんと、日本にも世界的に認められた公認サンタがいて、実際に病院や施設を訪問する活動をしているということなので、何一つ子供に嘘を言っていないということになります。コソコソしなくていいし、後ろめたさもなくて気持ちが楽ですね。
我が家もすでに夫が『うちにはサンタさんは来ないよ(プレゼントは親からだよ)』と娘に言っているので(理解しているかはさておき)、近い将来お友達とサンタさんの話をする上で疑問を持った時にはこの手でいこうかと思います!
おわりに
いかがでしたか?
3●年前の筆者の頃でさえ、『うちには煙突がないのにどうやってサンタさんが来るのか?』と、すでに歌の歌詞と現実のギャップに疑問を感じていたというのに、セキュリティのレベルが格段に上がった現代では、サンタさんも苦労しますよね(笑)容赦ない子供たちの『?』に、誠実にかつ夢を持って応えるべく、大人もユーモアと柔軟な思考を磨かなければなりませんね。