三歳までに決まる?赤ちゃん育脳に必要な栄養素とレシピ紹介
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「育脳」に必要な栄養素ってご存知ですか?3歳までに脳の基礎が出来ると言う話を聞いて、赤ちゃんの脳の発達の為に育脳教育を実行している人も多いはず!今回は、栄養士の私がおもちゃや教育ではなく、栄養面から育脳について解説します。脳の働きは毎日の食事で育ちます。子供たちの学習能力や認知能力を高めるのには、あるいくつかの栄養素がカギとなっています。育脳に必要な栄養素と共に、育脳のレシピをご紹介したいと思います!
この記事の目次
そもそも脳とは?
脳は生まれてから3歳頃までに基礎ができ、小学校入学前には大人とほとんど変わらない状態になります。子供たちの脳の働きを活性化させるには日々の食生活から栄養を十分に摂ることが大切です。
脳は60%が脂肪、残り40%はたんぱく質でできています。しかし、その脳を動かすのに必要なエネルギー源となるのはブドウ糖(炭水化物)のみです。脳を働かせるのには適度な炭水化物の摂取も必要となるのです。
では、次にカギとなる栄養素をいくつかご紹介しましょう!
ビタミンB₁
ビタミンB₁は脳や神経にとても大切なものです。集中力を増加し、記憶力を向上させます。
ビタミンB₁を多く含む食品
・ウナギのかば焼き ・たらこ
・豚ひれ ・豚もも ・豚ロース
・玄米 ・大豆 などです
ビタミンB₁を摂るレシピ
「えんどう豆とれんこんの炊き込みご飯(4人分)」
・精米 3合 ・えんどう豆(さやから出したもの) 100g ・れんこん 50g
・A(酒大さじ1 塩小さじ1 だし汁100㏄)
①えんどう豆を塩水につけ、れんこんはいちょう切りにして水につけます。
②米を研ぎAを加えて水を3合の目盛りまで入れます。
③②に①を加え炊きます。
★えんどう豆にもビタミンB₁が多く含まれています!
DHA
DHA、時々耳にする方も多いのではないでしょうか。そんなDHAは「脳の栄養素」と言われています。特に乳幼児の脳の発達などに欠かせないもので3歳までにしっかりと摂ると良いとされています。妊婦さんや授乳中のお母さんにも良い栄養素ですね。
DHAを多く含む食品
基本的には「魚介類」です。ウナギのかば焼きやイワシ、マグロ、カンパチなどには特に多く含まれています。
DHAを摂るレシピ
「マグロのホイル焼き(4人分)」
・マグロ 400g ・ピーマン 3個 ・長ネギ 10㎝くらい ・ピザ用チーズ 適量
・A(みそ大さじ2 砂糖大さじ2 酒大さじ1 みりん大さじ1)
①ピーマンは千切り、長ネギは輪切りにします。
②アルミホイルに油を塗り、それぞれに①とマグロを乗せます。
③Aを②にかけてチーズを乗せ200℃のオーブンで10分程焼きます。
★マグロに緑黄色野菜を合わせることで効果が最大限に発揮されます!
★香りのポイントにきのこをプラスしても良いですね。
レシチン
「レシチン」聞いたことがない方もいるのではないでしょうか。脳内に欠かせないもので、記憶力・集中力アップに役立ちます。
レシチンを多く含む食品
・ウナギのかば焼き ・レバー
・卵黄 ・大豆、豆製品 などです
レシチンを摂るレシピ
「厚揚げのチーズ焼き(2人分)」
・厚揚げ 1丁 ・ピザ用チーズ、かつお節 適量
①厚揚げは熱湯をかけて油抜きし水気を切って適当な大きさに切ります。
②耐熱皿に①を並べチーズを乗せてチーズが溶ける程度までオーブンで焼きます。
③かつお節、しょうゆをかけて完成です。
★厚揚げにチーズのたんぱく質を合わせることで効果アップです!
まとめ
脳も、内蔵のひとつです。いろんな栄養があってこそ、機能していく大切な身体の一部です。今回のご紹介した栄養素はもちろん大人のボケ防止などにも効果が期待されます。うなぎを嫌ってないで頑張って食べてくればよかったと私自身後悔しております…「食べること」それだけでできることです。いつものお料理に少し工夫をして、身体の基本を作る子供の大事な時期にきちんと栄養を与え「育脳」してみませんか?