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子どもへのフットマッサージがもたらす親子関係の嬉しい効果!

子育て
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小さい頃は、学校や園での様子や、

友達との間の困ったこと、嫌だったこと、悲しかったことなど

子どもは、親にたくさん話をしてくれます。

 

ところが、年齢が上がっていくにつれて、

「パパやママに何でも話をしてくれる」

という状況は減ってくるもの。

 

それは、子どもの成長過程として

ある意味、自然なものなのかも知れませんが、

親としては、一抹の寂しさを感じるのと同時に

「子どもの心の内が見えにくくなってきている」

という状況に不安を感じてしまうのではないでしょうか。

 

私も、娘が小学3年生になった頃から

このような悩みを抱えるようになりました。

 

「学校どうだった?」

「何か元気がないみたいだけど、どうしたの?」

 

などと尋ねても

 

「別に・・・」

「何でもないよ」

 

という言葉が返ってくるのみ。

 

ところが、あることをきっかけに

娘に毎日フットマッサージをするようになってから、

ぎこちなくなっていた母子関係が一変したのです。

 

 

フットマッサージは身体の疲れを癒すだけではない

 

 

私が、我が子にフットマッサージをするようになったきっかけは、

 

「何だか足がだるい」

 

という、娘の何気ない一言でした。

 

その頃は、運動会の練習が毎日のように行われている時期で

疲れが溜まっていたのだと思います。

 

「娘の疲れを少しでも癒してあげたい」

 

そんな一心で始めたフットマッサージなのですが、

身体の疲れを癒すだけではない、大きな効果があると感じました。

 

 

普段、なかなか口にできない気持ちや思いを話してくれる

 

こちらが、学校のことや友達のことを尋ねても

 

「別に・・・」

「何でもないよ」

 

という、返事ばかりをするようになっていた娘ですが、

フットマッサージをしている最中、

ぽつりぽつりと、

 

「今、算数でわり算をやってるんだけど、難しくなってきて大変なんだ。」

「運動会の練習がきつくて、辛いんだよね。」

「〇〇ちゃん、夏休みに沖縄に行ったんだって。私も行きたいな。」

 

など、自分のほうから

学校の様子や友達のことを話してくれるようになったのです。

 

何気ない会話だけではなく

 

「今日、友達にこういうことを言われて悲しくなった」

「学校に行きたくない・・・」

 

という、比較的深刻な悩みも

フットマッサージの最中に打ち明けてくれるようになりました。

 

※娘が「学校に行きたくない」と言い出したことに関する記事も執筆しています

「子どもの不登校、我が家はこうやって克服できました。」

 

 

子どもの体調が把握しやすい

 

小さい頃は、どこか体調が悪いと

 

「疲れた」

「ぼーっとする」

「頭が痛い」

 

などと、早い段階で教えてくれましたが、

大きくなるに従い、

学校を欠席するようなレベルになるまで、

体調の異変を知らせてくれない場合も出てくるようになっていました。

 

こちらが

 

「どうしたの?」

「具合悪いの?」

 

と聞いても

 

「何でもないよ」

「大丈夫だから!!!」

 

と、うるさがられる始末。

 

親としては早い段階で体調の異変をキャッチし、

悪化する前にケアをしてあげたいという気持ちなのですが、

しつこく体調を聞かれることで苛立ってしまう

子どもの気持ちも分かるような気がします。

(私も身に覚えがあります)

 

このような時も、フットマッサージが役立ちました。

 

「足は第二の心臓」

という言葉もあるように

足の裏には、たくさんのツボがあります。

 

また、疲れたときにむくみなどの症状が出やすいのも

「足」の特徴です。

 

元気な時は血色も良く、触った感じも柔らかいのですが

疲れていたり、体調が悪いと思われる時は、

くすんだような色になっていたり、むくみがあったり、

足の裏がゴリゴリとした感じになっていたり、

いつもよりも冷たい感じがしたりと、

足から「異変」を感じ取ることができます。

 

医学的な根拠があるものではありませんが、

毎日フットマッサージをしていると

 

「あれ?今日はいつもと違うな」

 

と感じる日が出てきます。

そのような場合は

 

「体調が崩れ気味なのかもしれないな」

「疲れがたまっているのかな」

 

と、解釈し

いつも以上に子どもの様子に気を配ったり、

食事の内容を工夫するなど、

「子どもの体調管理」にも、役立てることができるように思います。

 

 

フットマッサージをするようになってからの我が家

 

娘にフットマッサージをするようになってから、

我が家では、次のような変化がありました。

 

親子喧嘩が激減

 

 

フットマッサージの際、

親子ともに、リラックスした状態で会話ができるようになったおかげか

それまで、度々起こっていた親子喧嘩が激減しました。

 

会話がなければ

相手がどういうことを考えているのか、

どんな気持ちでいるのかを知ることができないし、

相手の気持ちが理解できなければ

気持ちのすれ違いが生じ、喧嘩の原因にもなりかねません。

 

「親子の会話」が、きちんと成立することで

不必要な喧嘩を防ぐことができているのだと思います。

 

 

寝つきがよくなる

 

娘は、小さい頃から寝つきが悪い子どもで、

それは、大きくなってからも続いていました。

 

布団に入ってから眠るまで、

1時間半~2時間くらいかかっており、

本人も「なかなか寝付けない」ということに悩みを感じていたようですが、

フットマッサージをするようになってから、

とても寝つきがよくなりました。

 

これもフットマッサージがもたらした効果なのだと感じます。

 

 

フットマッサージの方法

 

私は、痛くない程度の力加減で足つぼのマッサージと、

ふくらはぎ~太ももにかけて、リンパマッサージを行っています。

 

マッサージをする際は、摩擦による刺激を和らげるため、

子どもの好きな香りのマッサージクリームを使っています。

 

子どもへ行うマッサージの方法については

以下のサイトに詳しいので、

行う際、参考にしてみてください。

 

子供の足裏マッサージで集中力アップ!セラピストの手技を画像で解説

子供の集中力と運動神経を高める『足裏マッサージ』のやり方

 

 

おわりに

 

 

検索サイトで

「子ども フットマッサージ」

というキーワードを入力すると、

 

「集中力アップ」

「運動神経を鍛える」

「脳の発達に良い」

 

など、期待できる様々な効果がヒットします。

 

親子のコミュニケーションの向上のみならず

子どもの成長に嬉しい効果が得られるフットマッサージ。

 

決して難しい技術を要するものではないので

難しい年齢に差し掛かったお子さんをお持ちの方はもちろん、

小さなお子さんをお持ちの方も、ぜひ1度試してみてはいかがでしょうか。

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ライター紹介 ライター一覧

山中みさと

山中みさと

1981年生まれ、宮城県仙台市出身、千葉県在住。
2007年6月生まれの娘・2018年8月生まれの黒猫(男の子)の子育て真っ最中。
大学卒業後は出産まで図書館に司書として勤務。
結婚後は、子どもの幼稚園・小学校でPTA役員を経験。
教員免許(中高・国語)、司書資格、司書教諭資格を持つほか、
学生時代、塾講師のアルバイトの経験もあり。
趣味は、読書、アニメ。


10年近く育児をしてきた中で、
いいことだけではなく、困ってしまったこと、悩んだこと、
壁にぶつかったことなど、たくさんの経験をしてきました。

そんな私の経験を記事にし、
少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
よろしくお願いいたします。

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