子供が美容院を嫌がる原因は？美容室嫌い解消を現役美容師がアドバイス

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子供の髪を切りに美容室へ行きたいけれど、いろいろな事情がありなかなか美容室へ行けない・・・

ということはありませんか？

美容師一筋の私が、16年働いてきた経験を活かし、そんな方へアドバイスします！！

どんな美容師さんにお願いしたらいい？

小学生低学年以下の幼い子でしたら、ママと同世代の美容師がいいと思います。

同じ年頃の子を育てているので、子供の扱い方も分かるし、

同伴のママとの育児などの共通の話題で、会話も盛り上がると思います。

同伴のママが、心配そうな顔をしていたり緊張をしていると、子供もガチガチになってしまいます。

ママがリラックスできる環境の美容室へ行くことがベストです。

小学校高学年や中学生になると、オシャレに目覚め、髪型へのこだわりが出てきます。

やりたい髪型の画像や雑誌などがあると、私たち美容師はかなり助かります。

男性美容師は、流行に敏感で勉強熱心な人が多いと思います。

オシャレな大型店には、たくさんの男性美容師さんが働いています。

是非行ってみてください。

親と子供の意見が合わない

 

子供はあまり短くしたくない。

でもママはさっぱり切ってほしい。

そんな言い争いを度々見かけます。

私個人の考えとしては、お子さん本人の意見を尊重したいのですが、ママが納得しないですよね。

ママの意見を尊重すると、さっぱり切られてしまった仕上がりを見て泣いてしまう子もいます。

私たち美容師は、アドバイスはできますが、決断を下すということはできません。

なので、お家でお互いが納得するまで話し合ってから、美容室へ行くことをおススメします。

赤ちゃんカット

2才位までのお子さんは、ママに抱っこしてもらった状態で切らせてもらうことが多いです。

８割程の赤ちゃんがグズってしまいます。

知らない人にいきなり髪をハサミでチョキチョキされるのですから、グズるのも仕方ないですよね。

いろいろ工夫して切っていきます。

絵本を見せたり、スマホでお気に入りの動画を見せたり、手の空いているスタッフがあやしたり。

それでも泣き止まずに動いてしまう子は、その日はカットを中断します。

ママの中には、

「押さえ付けているので無理やり切ってください！」

と言う方もいます。

分かりますよ。

その日のうちに終わらせたいですよね。

けれど、無理矢理カットしてしまうと、お子さんに怪我を負わせてしまう可能性があります。

私は今まで、お子さんに怪我を負わせてしまったことはないのですが、

逆に自分の指を切ってしまったことがあります。

自分を守るためにも、無理矢理切ることは避けたいです。

それに、幼い頃に美容室で嫌な思いをした子は、

その後に美容室が嫌いになってしまうことが非常に多いです。

美容室嫌いになられてしまうと困りますよね。

美容室嫌いを克服

美容室は楽しい場所

パパ、ママ、兄弟が楽しそうに美容師さんとおしゃべりをして、

カットをしてもらっている姿を見せることが効果的です。

カットが終わった後に、ご褒美の飴やオモチャを用意してあるお店もあります。

怖い所じゃないんだと思わせてあげるといいですね。

シャンプー

シャンプーを怖がる子も多いです。

やはりカット同様、シャンプーも無理矢理してしまうと、

恐怖心を植え付けてしまうことになってしまうので、

無理にさせない方がいいと思います。

小学生位になると、だいたいの子が平気になります。

気長に待ちましょう。

褒める

男の子なら、

「かっこいい！！○○レンジャーになれそうだね！！」

「さすが年長さん！！小さい子のお手本になるね！！」

女の子なら、

「髪を切るとお姫様のように綺麗になれるんだよ～」

「○○ちゃんの髪が綺麗になったら、パパもママも嬉しいな～」

と褒めるといいと思います。

私たち美容師も、一生懸命褒めますよ！

褒めると、多くの子が嬉しそうにはにかみます。

効果的ですよ。

おわりに

最近は、

将来美容師になりたい！！

という子が少ないようです。

美容室で楽しい時間を過ごして、美容師になってみたいなと思ってもらえると嬉しいです。

美容師とパパママと一緒に協力して、子供の可愛い笑顔を作っていきましょう！！