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「我が子が他の子に比べて落ち着きがない」と心配なあなたへ

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「うちの子、他の子に比べて落ち着きがないような気がする」

「同じ年齢の子達に比べて、かんしゃくを起こす回数が多い・・・」

 

こんなお悩みを持っている親御さんはいらっしゃいませんか?

 

その気持ち、本当によく分かります。

 

これらは、娘が小さい頃に私が抱えていた悩みでもあるからです。

 

「他の子はおとなしいのに、どうしてうちの子だけ・・・」

「自分の育て方に問題があるのだろうか・・・」

 

そんな思いにとらわれて、とても苦しんでいた私。

 

ですが、

娘が3歳半の頃、かかりつけの小児科の先生がかけてくれた言葉によって

心が救われ、前向きに子どもと向き合えるようになりました。

 

今回は、

過去に私が、我が子の

 

落ち着きのなさ

かんしゃく

 

で、悩んだ体験談をお話ししていくと共に、

私を救ってくれた「小児科の先生の言葉」もご紹介していきます。

 

ここでの話は、あくまで私の体験談。

子育ての「正解」では決してありませんが、

かつての私のように、悩み・苦しんでいる親御さんの心を

ほんの少しでも軽くすることができればという思いで、

この記事を書かせていただきました。

 

 

最初に感じた違和感

一番最初に

 

「あれ?うちの子、他の子と違うかも・・・」

 

と感じたのは、娘が2歳を過ぎたくらいの時期でした。

 

その頃はちょうど、

自宅近くの児童館で隔週のペースで開催されていた

「リトミック教室」に通い始めたばかりだったのですが、

我が子が、他のお子さんに比べて明らかに

 

明らかに「かんしゃく」を起こす回数が多い

落ち着きがない

 

という事が気になるようになりました。

 

何かのきっかけで「不機嫌」になってしまうと、

そこで「スイッチ」が入り、

 

大泣き

大暴れ

 

をしてしまうのは、しょっちゅう。

 

そしてリトミック教室の最中でも、

 

近くにいる親子に近づいて行ってちょっかいをだしてしまう

 

興味が惹かれるものを見つけると、

活動をそっちのけにして、そちらに行ってしまう

 

などということもよく見られました。

 

他のお子さんの多くは、

お母さんと一緒に、おとなしく参加しています。

そのような中で、

明らかに私たち親子は「浮いていた」のです。

 

幸いにも、周囲の方に恵まれていたおかげか、

他の参加者や先生から苦情を言われる事はなかったものの、

 

「どうしてうちの子だけ、他の子と明らかに違うのだろう」

 

という思いが拭えず、

日が経つにつれ、

 

「もしかしたら何らかの障害があるのかもしれない」

 

という不安がよぎるようになりました。

 

 

保健師さんに相談

「もしかしたら娘に、何らかの障害があるのかもしれない」

 

と感じた時、

真っ先に頭に思い浮かんだのは

 

広汎性発達障害

 

という言葉でした。

 

もし娘が発達障害だった場合、

本人のためにも、早い段階で適切な「療育」を受ける必要があると感じた私。

 

ちょうどその頃、市の保健所から

「2歳半歯科検診」のお知らせが来ていたので、

検診終了後、保健師さんに相談をしてみる事に。

 

保健師さんは親切に対応して下さり、

娘が赤ちゃんの頃から2歳半までの発達の様子や、

児童館での様子などを細かく聞いてくれたり、

娘に話しかけたり、おもちゃで遊んでいる様子などを見てくれた上で、

 

「娘さんの発達に問題は見られないと思います」

「あまり心配しすぎなくても大丈夫だと思いますよ」

 

と答えてくれました。

 

 

娘を叱ってばかりの日々

 

保健師さんに相談し

 

「発達障害である可能性は、今のところは低い」

 

という答えをいただいた私は、

 

「私の躾が悪いのかもしれない」

「育て方を間違えてしまったのだろうか」

 

と、思い悩むように。

 

親として、きちんと躾はしていたつもりでしたが、

 

「どこか甘かったのだろうか・・・」

 

と、感じてしまい、

娘の「躾」に、必要以上に神経質になってしまいました。

 

今、思い返すと

 

「果たして叱る必要があったのだろうか・・・」

 

と、感じるような些細な事でも

 

「こんなことをしちゃダメ!」

「みんなの迷惑になるよ!」

 

と、強く叱ってばかりだった憶えがあります。

 

「娘が落ち着きがないのは私の責任だ」

「きちんと子どもの躾をしなければ」

 

という一心でしたが、

暗闇に迷い込んだかのように辛い時期でした。

 

 

3歳児健診でも・・・

私が娘に厳しく接するようになっても、

かんしゃくや、落ち着きのなさは一向に変わることはありませんでした。

むしろ成長していくにつれて悪化していったようにも感じられたほど。

 

「この子は本当に発達障害ではないのだろうか・・・」

「これから先、どうすればよいのだろうか・・・」

 

そんな暗澹とした思いを抱いたまま、

あっという間に3歳児健診の時期がやってきました。

 

3歳児健診は、

 

身体測定

聴力検査

歯科検診

小児科医の診察

(視力検査は自宅測定)

 

を受けた後、

 

保健師さんとの面談

 

という流れで行われたように記憶しています。

 

他のお子さんが、おとなしく順番を待っているのに比べ、

我が子は、保健師さんをつかまえては

 

「ねえねえ、保健師さんは今、何をしているの?」

 

などと尋ねたり、

歯医者さんや小児科の先生に

 

「今日は何の検査をするの?」

「痛い?怖い?注射する?」

 

などと質問攻めにしたりと、全く落ち着きのない様子。

 

私が見ている限り、

そんな事をしているのはうちの娘だけ

 

「どうしてうちの子はおとなしくできないのだろう・・・」

 

と、不安は一層募っていきました。

 

最後に受けた保健師さんとの面談は、

主に娘が保健師さんからの質問に答える形のもの。

 

きちんとできるのだろうかと心配でしたが、

 

保健師さんからの問いかけに答えたり、

指示通りに積み木を積んだり、

色の名前を答えたり

 

意外にも、全くトラブルなくクリアできていた様子。

正直、ホッとしました。

 

娘の面談が終わった後、

今度は私が保健師さんとお話しする番になったのですが、

ここでも

 

「娘さんの発達に問題は見られません」

「落ち着きがないと感じてしまうのは「個性」の範疇だと思います」

「好奇心が強いタイプなのだと思いますよ」

 

と言われ、

娘が発達障害である可能性は否定されました。

 

 

悩みはより一層深く・・・

3歳児健診でも発達障害である可能性は否定されましたが、

その事によって、

 

やはり私の育て方に問題があったのだ

 

という自責の念が、より強くなってしまいました。

それと同時に、

 

「もう、どうすればいいのか分からない」

「どこに相談すればいいのかも分からない」

 

という絶望に近い気持ちも抱くように。

 

 

小児科の受診が転機に

3歳児検診から、それほど日が経っていない頃、

娘がかかりつけの小児科で「採血」を受ける機会がありました。

 

当然ながら、娘は大泣き・大暴れ。

 

痛みのある処置を受けたお子さんが泣いているのは

小児科でよく見られる光景ですが、娘の場合は、

 

「ここまで暴れる子って、他にいるだろうか?」

 

と思ってしまうようなレベル。

 

シーツのような布でぐるぐる巻きにされて、

看護師さん3人がかりで押さえられている娘を見て

 

「痛くて可哀相だな」

 

という気持ちよりも

 

「また大暴れをしてしまった」

「私の躾が悪いから、ここまで暴れてしまうのだろうか」

「もう、どうしたらいいか分からない・・・」

 

という思いが募り、

気付いたときには、看護師さんの前で

思わず、大粒の涙を流していました。

 

その光景を見た看護師さんは、

 

「お母さん、ビックリしたよね」

「安全に採血をするには必要な処置なのだけど、ショッキングだよね」

 

と、声をかけてくれました。

私が、採血の様子にショックを受けているのだと思ったのでしょう。

 

私は、あふれる涙を止める事ができず、

 

「違うんです、娘が暴れてごめんなさい」

 

と、答えるのが精一杯でした。

 

おそらくこの出来事で、

看護師さんは、「何かある」と感じたのだと思います。

娘の採血が終わった後、私は処置室から再び、

診察室に行くように言われたのです。

 

 

私が救われた小児科医の言葉

 

かかりつけの小児科の先生は、年配の優しい男の先生。

私が診察室に入ると、先生がいつもの笑顔で迎えてくれ、

 

「お母さん、何かありましたか?」

 

と、尋ねてくれました。

 

私は、先生にいろいろお話をしました。

 

娘が、かんしゃくばかり起こしていて、

他のお子さんに比べて「落ち着きがない」と感じている事

 

市の検診では「発達障害の可能性は低い」と言われたため、

娘の落ち着きのなさは「私の躾が悪い」と責任を感じている事

 

努力をしても、娘の行動は全く改善されず、

もう、どうしたら良いか分からない事

 

3ヶ月後の入園が不安で仕方がない事

 

心の中に渦巻いている不安を

先生の前で、一気に吐き出しました。

 

私の言葉を一切遮らず、

最後まで聞いてくださった先生は、

まず、こんな言葉をかけてくれました。

 

「お母さん、今まで辛かったですね。すごく頑張ってきたのですね。」

 

この言葉を聞いて、

ずっと、娘の事で張りつめていた心が一気に緩んで

号泣してしまいました。

 

先生は、こう続けてくれました。

 

「娘さんが発達障害ではないと言われたのは、僕も間違っていないと思います。

娘さんの事は、赤ちゃんの時からずっと診ていますが、

もし「この子は発達障害かもしれない」と感じていたら、

既に専門機関の受診を勧めていると思います」

 

「長年、小児科医をしていますが、

時々、娘さんのように、とても好奇心の強い性格のお子さんに出会います。

このタイプのお子さんは、一見落ち着きがなく見えてしまい、

育てにくさを感じてしまうかも知れませんが、

本人に分かりやすい形で説明をすれば、きちんと理解できるケースが多いようです」

 

「お子さんに注意をする時、感情的に叱るのではなく、

どうしてその行動がダメなのかという事を、

お子さんに分かるように、分かりやすく冷静に伝えてみるようにしてください。

それだけで状況が変わってくるかもしれません」

 

「医学的に証明はできませんが、私の臨床の経験上

このタイプのお子さんは、のびのびと自由に育ててもらえると

驚くような才能を開花させたりするケースも多いと感じています。

だからお母さんは、頑張りすぎないで肩の力を抜いてくださいね」

 

「他のお子さんと同じじゃなくてもいいんですよ」

 

これらの先生の言葉は、

今まで真っ暗闇だった私の心に射した一筋の光のように感じられました。

 

「この子は、この先どうなってしまうのだろう」

「私は、どうやって育てていけばよいのだろう」

 

と、迷い・戸惑っていた私が、

子育てに「希望」を見いだせたような思いにもなりました。

 

そして最後に先生は、こう伝えてくれました。

 

「辛い時は、お子さんの診察のついでにでも声をかけてくださいね。

周りを頼ってください。お母さんは1人じゃないですよ。」

 

この言葉は、私の心に深く染みわたり、

娘が小学5年生になった今でも、大きな心の支えとなっています。

 

 

「観察」と「対話」を意識してみた

小児科での出来事以来、

私は、娘と他のお子さんを比べるのをやめました。

 

娘の言動が周囲の人への迷惑になっていない限りは

 

「この行動の裏にある気持ちは何だろう」

「今、この子は何をしたいのだろう」

 

と、考えるようにしてみたのです。

 

娘の行動を観察しているうち

 

「初めて出会う新しいものに対する興味が非常に高い」

「興味のあるものに対峙する時の集中力には目を見張るものがある」

「人とのコミュニケーション能力が高い」

 

という事も分かるようになりました。

 

今までは

 

「娘を何とかしなければ」

「落ち着きのない行動をやめさせなければ」

 

と焦る一心で、

私が全く見えていなかったものだと思います。

 

また、娘を叱る時も

「何が悪いのかを本人にしっかり理解させるまで説明する」

という点を意識しました。

 

言葉だけではうまく伝わらない時は

娘を対話をしながら、該当する内容の絵本やアニメを見せたり、

絵を描いて説明するなど、本人に伝わるまで何度も伝えるように。

 

すると、

今まではいくら叱っても伝わらなかったような事も、

きちんと理解してくれるようになり、

かんしゃくや、落ち着きのない行動も

目に見えて減っていくのが分かりました。

 

 

現在の娘

現在、娘は小学5年生。

決して物静かな性格ではありませんが、

年齢よりも大人びたタイプの女の子に育っています。

 

周囲の人に、

 

「小さい頃は、かんしゃくが酷くて大変でした」

「落ち着きがなくて、いつも追いかけまわしていました」

 

と話すと

 

「え!!本当ですか?」

 

と驚かれてしまうほど。

 

私が、あのまま娘に対する接し方を変えていなければ、

 

娘を叱りすぎて委縮させてしまう

娘の自尊心を酷く傷つけてしまう

母子関係に亀裂が入ってしまう

 

など、最悪な結果を招いていたかもしれません。

 

あの時の、小児科の先生の言葉のおかげで、

今の私達親子があると思っています。

 

 

「我が子が落ち着きがない」と悩んでいる親御さんへ

今、小さなお子さんを育てている親御さんの中には、

昔の私のように、

 

「どうしてうちの子だけ、落ち着きがないのだろう」

「自分の育て方に問題があるのだろうか」

「もしかしたら発達障害なのではないか」

 

と、悩み苦しんでいる方もいらっしゃると思います。

 

各種健診や専門医の受診などで

「発達障害」の可能性を指摘された場合は、

お子さんの将来のためにも、適切なケアを受けるべきですが、

それが否定された場合は、

 

「この行動の裏にある気持ちは何だろう」

「今、この子は何をしたいのだろう」

 

と、お子さんを観察してみる事をおすすめします。

 

その視点を持つだけで、

見えてくるものが違ってくるはずです。

 

そして、お子さんを叱らなければならない状況になった場合、

 

子どもが理解できるまで伝え続ける

きちんと「伝わる」方法を模索する

 

という点も大切になると思います。

 

我が家の場合、これらのポイントに気を付けただけで

状況が一気に好転したので、よろしければ参考にしてみてください。

 

 

おわりに

「辛い時は、お子さんの診察のついでにでも声をかけてくださいね。

周りを頼ってください。お母さんは1人じゃないですよ。」

 

小児科の先生が私にかけてくれたこの言葉は、

娘が大きくなった今でも、私の心を支えてくれています。

 

「1人で頑張る」という事には

いつか、必ず限界がやってくるもの。

 

ママが「限界状態」になってしまうと、

周囲にいる「助けてくれる人」の存在が見えなくなってしまい、

あっという間に

 

孤独感

自己嫌悪

 

などのマイナスな気持ちに蝕まれてしまいかねません。

 

悩みに心が捕らわれて辛い気持ちになった時は、

一度、深呼吸をしてから周囲を見渡してみてください。

 

旦那さんや奥さん

実の両親

ママ友

病院の先生

園の先生

 

など、きっと助けてくれる「誰か」が見つかるはずです。

 

身近な人に頼るのが難しい場合は、

地域の保健師さんに相談しても良いと思いますし、

 

子育てホットライン「ママさん110番」

エンゼル110

 

 などの育児相談サービスを利用してみるのも手。

※詳細はリンク先をご覧ください

 

最後に、

今、まさに辛い気持ちでいっぱいの親御さんに、

この言葉を贈りたいと思います、

 

辛い時は周りを頼ってください。

あなたは1人じゃないですよ。

「助けてくれる人」の存在に気付いてください。

 

あなたを応援している人間が、

確実に、ここに1人存在しています。

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ライター紹介 ライター一覧

山中みさと

山中みさと

1981年生まれ、宮城県仙台市出身、千葉県在住。
2007年6月生まれの娘を持つ母。
大学卒業後は出産まで図書館に司書として勤務。
結婚後は、子どもの幼稚園・小学校でPTA役員を経験。
教員免許(中高・国語)、司書資格、司書教諭資格を持つほか、
学生時代、塾講師のアルバイトの経験もあり。
趣味は、読書、アニメ。


10年近く育児をしてきた中で、
いいことだけではなく、困ってしまったこと、悩んだこと、
壁にぶつかったことなど、たくさんの経験をしてきました。

そんな私の経験を記事にし、
少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
よろしくお願いいたします。

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