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もしかしてモラハラ?モラハラを受けている人の心理的特徴

健康・病気 生活
この記事は約 7 分で読めます。

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あなたは「モラハラ」という言葉を知っていますか?

モラハラとは「モラルハラスメント」を略したものであり、

ひとことで言うと「精神的なDV」を意味します

モラハラは殴る蹴る等の暴力は無いけれど、

パートナーから暴言や突然の無視等により、精神的に追い詰められていきます。

数年前に三船美佳さん夫妻が、夫高橋ジョージさんからのモラハラが原因で離婚したことがニュースになり、

「モラハラ」という言葉の認知度は以前に比べると、少し高くなったように思います。

けれど、まだまだ具体的にどういうものか知らない人が多いのも現実です。

 

私自身、元夫からのモラハラが原因で離婚しています。

モラハラの難しいところは、暴力がハッキリと目に見えないため、自分自身も気付きにくいところです。

私が元夫からモラハラを受けていると気付いたのは、

結婚して5年目、交際してからは8年目が過ぎてからです。

客観的に振り返ってみると、「何かおかしい。」と思うことは付き合っている頃から多々あったのですが、

当時は「疲れてるだけなのかな。」とか、「彼も人間だし、酷いことを言うときもあるよね。」とか、

私の中で、何とか理由をつくって、やり過ごしてきました。

その結果、私は何をするにも無気力で、笑い方も分からなくなりました。

朝一度起きるものの、元夫が出勤すると緊張の糸が解け、

倒れこむように午前中から寝込んでしまうこともありました。

生きているけれど、心はどこにもない・・・

モラハラを受け続けると、そんな感覚に襲われるようになります。

 

もし、あなたが「夫が怖い。」「いつも夫の顔色ばかり気にしてしまう。」と感じたり、

既に身体的・精神的に症状が出ているのであれば、

一度「モラハラ」の可能性を疑った方がいいかもしれません。

 

ネットで検索するとモラハラ加害者・被害者共に、特徴はたくさん出て来ますが、

今回は、モラハラを受ける側(被害者)の心理的特徴について、

私の経験も交えてまとめてみました。

 

モラハラを受けている人の心理的特徴

パートナーの機嫌が悪いと何かあると「私が悪い」「私のせいだ」と感じる

モラハラ加害者は「自分が悪い」という感覚がない人が多いです。

明らかに自分のせいだとしても「お前のせいだ。」と他の人に罪をなすりつけます。

私はまだ元夫と交際中、元夫が一人暮らししていたマンションに2回続けてゴキブリが出ました。

たまたま、2回とも私がいる時にゴキブリが出たのですが、

元夫は「お前が来たからゴキブリが出るんだ。お前が連れて来たんだ。お前のせいだ。」

と本気でイライラしていました。

今考えると、明らかに私のせいではないのですが、何度も「お前のせい」と言われているうちに、

元夫が不機嫌になる度、「私のせいで彼はイライラしているんだ。」と思うようになりました。

結果「私のせい」=「私なんていなければいいんだ」とどんどん自己否定をする癖が付いてしまいました。

 

パートナーの気配を感じると緊張してしまう

私は、夫から「今から帰宅する」という連絡が来ると、

息苦しくなったり、動悸がしたり・・・と激しい緊張感に襲われました。

「ガチャ」とドアを開ける音がすると、まず気になるのが「夫の機嫌」です。

夫の機嫌が悪ければ、とにかくご機嫌を取らなければなりません。

機嫌を取らなければ、夫の不機嫌が私に「暴言」や「無視」となって飛んでくるからです。

 

パートナーに自分の意見が言えない

モラハラ加害者は「自分の考えが全て」という考えをもっていることが多いです。

なので、元夫と違う意見をもっていて、私がその違う意見を口にすれば、

「お前はおかしい。」「そんなこと考えるなんて普通じゃない。」と、激しく反論されます。

何度も「お前の考えはおかしい。」と言われ続けることで、

「私は普通じゃないのだから、自分の意見を言ってはいけない。」と思うようになります。

 

パートナーの機嫌を損ねないように、あらゆる手を尽くす

モラハラ加害者の機嫌はいつ悪くなるか分かりません。

そのため、被害者はパートナーの機嫌が悪くならないよう、

先回りして不機嫌の材料になりそうなものを取り除きます。

例えば、私の場合、元夫の帰宅時間が近づくと、部屋の大掃除をしていました。

当時、娘もまだ1歳だったこともあり、

元夫が帰宅するまでは足の踏み場もないくらい玩具が散乱していました。

「玩具が散らかっていることで、夫が不機嫌になってしまうかもしれない・・・」

そんな不安から、子どもが呼んでいても、死に物狂いで片付けをし、モップをかけ、

異常なくらい部屋をピカピカにしていました。

はたから見たら奇妙な光景だったと思います。

どんなに不機嫌になりそうな材料を取り除いても、

結局、モラハラの人は、いつどんなタイミングで不機嫌スイッチが入るか分かりません。

実際、元夫は、ある時は「洗濯物を部屋の中に干していること」にイライラし、

ある時は「家の中が静かすぎる!」と言って不機嫌になり、

またある時は私の子守歌すら「うるさいからやめろ!」と怒ります。

モラハラの被害者は常にパートナーが不機嫌にならないように手を尽くすため、

どんどん精神的に疲労が貯まってしまう<>/bのです。

 

自分の意思ではなく、パートナー中心で物事を決める

自分の意見を言えば「おかしい。」と言われ、

「これが好き。」だと言えば「俺はこれは嫌いだ。」と否定されます。

何度も何度もパートナーに否定され続けているうちに、

自分の中の価値観が消えていき、「パートナーの価値観が自分のもの」と考えるようになっていきます。

私は「好きな色」さえ分からなくなりました。

自分のしたい髪型すら分からなくなりました。

たまに食べたくなるファーストフードも、

元夫が「あんなもの食うな!」と言うので、いつしか全く食べなくなりました。

私が友達に会った話をすれば、「俺はあんなやつと付き合っているお前は見たくない。」等と言われ、

次第に私から友達と距離をとるようになってしまいました。

私は何が好きで、何を考え、どう生きたいのかがどんどん分からなくなっていくのです。

 

モラハラに気付いたら

あなたがもし、パートナーからモラハラを受けている、と気付いたら・・・。

まずは、「何かおかしい。」という自分の感覚を大切にして下さい。

もしも、モラハラの影響で自ら命を絶とうとする等、命の危険を感じる時や、

あなたの心が限界で、あなたがパートナーを攻撃してしまいそうだと感じたら、逃げて下さい。

自分一人で抱え込むのが辛い時は、信頼できる人にSOSを出すことをオススメします。

 

モラハラやDVを相談できるサービス

最近では行政で無料で受けられるカウンセリングやDV相談もたくさんあります。

直接話をすることに抵抗がある方は、ネットでメールを使い相談できるサービスもありますよ。

 

DV相談ナビ

出典:DV相談ナビ

 

エキサイトお悩み相談室

出展:エキサイトお悩み相談室

「エキサイトお悩み相談室」は電話やメールで、専門の先生に相談が出来るサイトです。

料金はメール一通2000円台~6000円程なので、

対面のカウンセリングより少し安いか、同じくらいの価格です。

数多くのカウンセラーを自分で選ぶことが出来るので、

「この先生なら受け止めてくれるかも。」と思うカウンセラーを探してみて下さいね。

 

世界はモラハラ夫が支配する家の中だけじゃありません。

すぐに離れられない人も、一時的にパートナーと違う空間で「自分」でいられる時間をつくってみて下さい。

「モラハラに気付けた」ということは苦しみから抜け出せる出口が見えているということです。

 

まとめ

いかがでしたか?

もし、あなたが「パートナーからモラハラを受けているかもしれない」と感じたら、

「何かがおかしい」という感覚を大切にして下さい。

それはあなたの心が発しているSOSのサインだからです。

ほんの少しだけ勇気を出して、信頼出来る人に助けを求めましょう。

モラハラに気付くことが出来たのなら、必ずモラハラの苦しみから抜け出せます。

そして、誰にでも、自分らしく生きていくことを選択する自由があるのです。

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ライター紹介 ライター一覧

hinna

hinna

兵庫県在住、4歳の娘をもつシングルマザー。
アパレル・雑貨店の販売経験をもち、おしゃれが大好き。
最近はユニクロやGU等のプチプラファッションを楽しんでいます。
また、趣味でミシンでの小物作りや編み物、ギター弾き語りも。

子育てはシンプルだけれど、難しい。
悩むことも数え切れないほど・・・
ですがせっかくの子供との大切な時間をもっともっと楽しみたくて、
毎日の中に「ワクワクすること」を探すようにしています。

ファッションや美容など、頑張るママへの「ワクワク」を
記事でお届けできたらな、と思っています。

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