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みんな敬遠するPTA役員、大変なことばかりではなくメリットも!

 2017/07/10 育児 子育て
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この記事の目次

PTA役員はなぜ敬遠されるのか

お子さんがいるご家庭で避けて通れないのがPTA役員。
「お子さん1人につき最低1回は引き受けてください」

という規定を設けている学校や幼稚園も多いようです。

 

早いところだと、年度が替わる前の1月ごろから、
遅いところでも5月の上旬には行われる役員決め。
重い空気の中、なかなか役員が決まらないまま、時だけが過ぎていったり、
立候補者がなく、くじ引きで決めることになって、
ただでさえ重い空気が殺伐としたものになってしまったり・・・。
役員決めの場で、こんな経験をしたことのある方も多いと思います。

 

確かに役員の仕事は、一定の負担が生じます。
打ち合わせや作業のために平日の昼間、学校に何度か足を運ばなければならないので、
そのための時間を捻出しなければならないし、
仕事を持っている人は、そのために休みを取らなければならないことも。
受ける役割によっては、自宅に仕事を持ち帰らなければならないこともあったり。

 

多かれ少なかれ、プライベートを犠牲にしなければ成り立たないのが役員の仕事なので

「避けられるなら、やりたくない」

これが皆さんの本音なのだと思います。

 

私は、娘が幼稚園のときに本部役員とベルマーク委員を1年ずつ、
娘が小学校に上がってからは広報委員を1年、本部役員を2年引き受けました。

決してコミュ力も高くなく、どちらかというと消極的な性格の私が、
こんなにも多くの役員を経験したのは、

「嫌なことばかりじゃなく、役員をすることで得られるメリットもある」

と感じたからなのです。

 

ここでは、私が感じた「役員をすることで得られる3つのメリット」

について紹介したいと思います。

PTA役員はママ友を作るチャンス!

 

もし
「ママ友が欲しいけど、なかなかきっかけがない」
「人見知りな性格のため、自分からママ友を作ることができない」
という悩みを持っているなら、
役員を引き受けることは、ママ友作りの絶好のチャンスと言えます。

 

PTA役員の仕事は、単独ですることよりも
みんなで集まってする仕事が圧倒的に多いです。

 

例えば、私が経験した役員の仕事は・・・

 

広報委員・・・記事の編集作業や校正、広報誌に載せる写真の撮影や選定など
ベルマーク委員・・・ベルマークの集計・発送の作業など
本部役員・・・PTA総会の準備、学校や幼稚園のフェスティバルの計画、運営など

 

どれも1人でできる仕事ではなく、
役員仲間と話し合ったり協力し合いながら
進めていく仕事ばかりなのですが、
この「役員仲間と話し合ったり、協力し合いながら進めていく」
というのが、ママ友作りの大きなポイントになります。

 

最初は知らない人同士の集まりだったけれど、
みんなで何度も顔を合わせて意見を出し合ったり、
協力して1つの仕事を成し遂げていく中で仲間意識が生まれ、
任期が終了するころには
「大切な友人」として付き合えるような人が
おのずとできている可能性が非常に高いのです。

 

実際、私のママ友は、役員を経験したことで知り合った人ばかりだし、
周囲にも、そういう例は多いようです。

 

参観日とは違う、普段の子どもたちの様子を見ることができる

役員を引き受けると、子どもたちの授業中や保育中に、学校や園を訪れる機会も増えます。
そのような時、参観日では見ることのできない、
普段の子どもたちの様子を垣間見ることができます。

 

自由遊びの時間や休み時間に思いっきり遊んでいる様子であったり、
お弁当や給食の時間、掃除をしている姿、
中には、先生が思いっきり子供を叱っているような場面や、
子ども同士が取っ組み合いの喧嘩をしているところを目撃できるなど、
普段の参観ではなかなか見られない、「リアルな学校や園の姿」を知ることができるのも
役員を引き受けた人にしか味わえない醍醐味だと思います。

 

また、学校や園に足を運ぶと、子どもたちが寄ってきてくれて
「ねえねえ、誰のお母さん?」
と聞いてくれたり、私のことを覚えて声をかけてくれる子どももいて、
「嬉しい歓迎」に逢うこともPTA役員ならではのメリットです。

先生方と親しくなれる

役員を引き受けると、役員同士だけではなく先生方ともお話しする機会が増えてきます。
PTAの「T」は「teacher」の頭文字、つまり先生もまた、共に仕事をする仲間なのです

 

私が経験した「先生方と一緒にする仕事」を紹介したいと思います。

 

広報委員・・・記事の内容や写真のチェック
ベルマーク委員・・・ベルマークで交換する品物の選定
※手の空いた先生が集計作業を手伝ってくれることもありました
本部役員・・・ほとんどの会議には、学校や園側も主席して一緒に議論

 

このように、役員の仕事を通しておのずと先生方との関わりも生まれます。
そして回数を重ねるごとに打ち解けていき、先生方とも気軽に話せるようになります。

 

そのことで、学校との心の距離が一気に縮まり、
何か困ったことがあった時には、先生に気軽に相談ができる関係が築ける、
というのも、役員を経験しているからこそ得られるメリットだと思います。

おわりに

私が感じた「役員をすることで得られるメリット」を紹介しました。
もちろん、役員の仕事の大変さを否定するつもりはないです。
けれど、役員を引き受けることで、新しいつながりができたり、
普段はなかなか見ることができない、学校の様子を垣間見れるなど、
「役員ならではのメリット」も享受できるのです。

 

もし、この3つのメリットのどれか1つにでも、ピンとくるものがあった方は、
勇気を出して、役員を引き受けてみてはいかがでしょうか。
そのことで、新しい世界が見えてくるかもしれません。

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ライター紹介 ライター一覧

山中みさと

山中みさと

1981年生まれ、宮城県仙台市出身、千葉県在住。
2007年6月生まれの娘・2018年8月生まれの黒猫(男の子)の子育て真っ最中。
大学卒業後は出産まで図書館に司書として勤務。
結婚後は、子どもの幼稚園・小学校でPTA役員を経験。
教員免許(中高・国語)、司書資格、司書教諭資格を持つほか、
学生時代、塾講師のアルバイトの経験もあり。
趣味は、読書、アニメ。


10年近く育児をしてきた中で、
いいことだけではなく、困ってしまったこと、悩んだこと、
壁にぶつかったことなど、たくさんの経験をしてきました。

そんな私の経験を記事にし、
少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
よろしくお願いいたします。

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