妊娠中から始める赤ちゃんの虫歯予防!家族みんなで取り組もう!
【PR】
離乳食の始まる5~6カ月ごろから、歯の生え始める赤ちゃんも増えてきます。
にっこり笑った口元から、小さな歯がのぞいている姿は本当にかわいらしいですよね!
そんなかわいい歯を守るためにも心がけたい赤ちゃんの「虫歯予防」…
実は歯の生え始めからではなく、赤ちゃんが生まれる前から始めることが大切です。
また3歳までの虫歯予防がその後一生、虫歯になりやすいか?を左右するとも言われています。
虫歯予防に関して、詳しい知識を得て赤ちゃんのお口の健康を守りましょう!
この記事の目次
乳歯の虫歯は進行が速い?!
生え始めの歯は、歯の一番外側のエナメル質がまだ弱く虫歯になりやすい状態です。
また乳歯のエナメル質は永久歯よりも薄く、虫歯になってしまうとすぐにその内側の柔らかい象牙質に達してしまいます。
象牙質も永久歯に比べると薄く、またエナメル質よりも柔らかいため、乳歯の虫歯はすぐに歯髄と呼ばれる歯の神経にまで達してしまうのです。
赤ちゃんの虫歯予防はまず虫歯の原因菌をつけないことから!
赤ちゃんを迎える前に虫歯の治療を!
妊娠中はつわりによって丁寧に歯みがきができなかったり、ホルモンバランスの崩れから虫歯や歯周病になるリスクがあがります。
妊娠中に歯科健診があるのはそのためです。
また、赤ちゃんが生まれると産後1カ月は外出できませんし、小さな赤ちゃんを連れて治療に通うことも難しいです。
個人差がありますがつわりが落ち着いてくると言われる妊娠5カ月ごろには歯科健診を受け、可能であれば虫歯の治療もしておきましょう。
妊娠後期になるにつれ仰向けの姿勢が苦しくなりますし、初期の虫歯であれば麻酔なしで治療もできます。
あわせて、パパにも健診に行ってもらい適切な治療を受けてもらいましょう!
赤ちゃんが生まれる前にママとパパの虫歯の原因菌を減らしておくことで赤ちゃんへの感染リスクを下げることができます。
また、妊娠中からキシリトールガムを適切に摂取することで虫歯の原因菌が減少し感染リスクを下げることができると言われています。
効果が最大になるまでに3カ月ほどかかるようですが、適切な健診・治療とあわせて取り入れるのも良いと思います。
市販のキシリトールガムやタブレットにはキシリトール以外の甘味料が含まれているので、より効果の高い甘味料はキシリトール100%の歯科専用ガムがおススメです!
【歯科専用】キシリトールガム ボトル 6個
食事を冷ますときにも注意しましょう!
「赤ちゃんのお口には虫歯の原因菌はいない」ことはよく知られるようになりました。
赤ちゃんの食器は分ける、同じお箸やスプーンなどを使わない、大人が口をつけたものを与えない…と気を付けている方も多いと思います。
ですがついついやってしまいがちな行動があります。
「熱いものをフーフーして冷ます」ことです。唾液が飛んで虫歯の原因菌がうつることにつながります。
離乳食や飲み物を冷ますときは保冷剤を使ったり、うちわであおぐよう心がけましょう。
赤ちゃんも歯みがきを!
母乳やミルクと離乳食だけの赤ちゃんでも、お口の中を清潔に保つために歯みがきの習慣づけが大切です。
離乳食を始めたら、歯みがきの練習も始めましょう!
赤ちゃんが歯ブラシになれることが目的なので、まずは1日1回離乳食の後に赤ちゃんに歯ブラシを持たせて一緒に遊ぶことから始めましょう。
喉をついてしまうことのないように、ガードのついたものや赤ちゃんの握りやすいリング型の歯ブラシがおススメです。
Ciベビー 動物柄リング歯ブラシ
赤ちゃんのための歯磨きバラエティセット
ママやパパが笑顔で歯みがきをする姿を見せてあげるのも良いと思います。
赤ちゃんが歯ブラシになれたらママやパパが実際に歯に歯ブラシを当てて汚れを落とし、お茶かお水を飲ませてあげましょう。
うがいができるようになるのは1歳ごろからと言われていますし、赤ちゃんは手先がまだ不器用で上手に歯ブラシを動かすのは難しいです。
奥歯まで生えそろう2歳ごろまでに自分で歯ブラシが当てられるようになっていれば十分なので、気負わず楽しく始めましょう!
歯ブラシの保管にも要注意!
赤ちゃんの歯ブラシは特にほかの歯ブラシと触れないように保管を心がけましょう!
使用した後毎回すすいでいるとはいえ、歯ブラシには虫歯や歯周病の原因菌が付着しています。
歯ブラシ同士の接触でも感染してしまうので、必ず分けて保管するようにしてください。
同様に、離乳食用のスプーンなども保管の際は大人の使う食器とは分けることが望ましいです。
また、赤ちゃんの歯ブラシも毛先が開いていなくても雑菌が繁殖しやすくなってしまうため1カ月に1本を目安に交換するようにしましょう。
食事・間食の取り方にも注意しましょう!
虫歯になりやすい習慣に「ダラダラ食べ」があります。
口の中が酸性に傾く時間が長くなるため、虫歯が発生・進行しやすくなるからです。
虫歯になる原因は甘いおやつだけではありません。
食事の一部として、おにぎりやパンなどの軽食をとる事も、もちろん大切なことですが、「虫歯になるから」といって甘いものを制限するのではなく、食べる時間をきちんと決め、ダラダラといつまでも食べ続けない習慣を身に付けることが重要です。
また、水分補給はお茶かお水にすることも肥満防止の観点だけでなく虫歯予防の観点からもとても効果的です。
歯みがきの習慣だけでなく、食事も良い習慣を身に付けて、虫歯だけでなく家族の健康を守りましょう!
おわりに
虫歯や歯周病の予防は、赤ちゃんの場合は特に家族で取り組むことが効果的です。
ママやパパのお口の中に虫歯の原因菌が少なければ少ないほど、赤ちゃんへの感染リスクは下がります。
また、ママやパパだけでなく赤ちゃんと密に接する機会の多いおじいちゃん・おばあちゃんが赤ちゃんの虫歯予防についてどれだけ意識しているかも重要となってきます。
赤ちゃんが生まれてから・赤ちゃんの歯が生えてから、虫歯や歯周病の治療をするのではなく、赤ちゃんを迎える準備の一つとしてママとパパのお口の健康を見直し、生活習慣と合わせて家族みんなで赤ちゃんのお口の健康を守りましょう!
ご紹介した歯ブラシ・ガムはこちらからまとめてご覧いただけます。